見出し画像

私が思う「私」を一番に疑う

代表の平山です。

深層心理とは、自分では自覚できない想いのことでした。

この概念を理解している、ということは同時に、
「自分の考え」こそが一番の表層心理だと知っている、ということです。

つまり、自分の頭の中に出てきた考えこそ疑い
自分の行動目の前で起きている現実こそ考えるに値すると知ることです。

ほとんどの人は誰かに、
「〇〇さんってこうだよね~」
と言われたのが自分の考えと違う時、
「いや、違うし」
と思ってしまいます。

これが表層心理です。

なぜその指摘をしてくれた人は、
「〇〇さんはこうだ」と感じたのでしょう。

それは紛れもなく自分の言動や表情からそう感じたはずです。

ということは自分はそう思われるような行動と事実を作っている。

これに対して、
「いや違うし」
と思うのは表層心理であり、深層心理を隠そうとしているにすぎないのです。

と言われると反論したくなったのではないでしょうか。笑

その反応こそ大事なのです。

その人が本当に的外れな指摘をしたのだとしたら、私たちの中に
「いや違うし」という拒否反応は起こりません。

的外れな指摘をされると人は、
「え?そうなの?なんでなんで?」
と逆に興味が出たり、
自分に言われている実感すらなくスルーしてしまうのです。

そうではなく、その意見を拒否したい反応こそ、
表層心理の働きです。

最初は納得できないかもしれませんし、
具体的に自分の経験の中で考えないと分かりにくいかもしれません。

でもそれで良いと思います。

まずは自分が頭で考えていることをこそ疑ってみる。
そうすると今の悩みは全て自分が作っているにすぎない、ということが少しずつ理解されていくのだと思います。

というわけで今回は、
表層心理が実際にどのように深層心理を隠しているのか、という点について解説しました。

また次回のコラムもお楽しみにしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!