週休3日と言われて喜ぶ人の深層心理
東京都が週休3日の導入を目指すという方針に対して、本田圭佑さんが以下のような反応をしたことでニュースになりました。
本記事では、この内容に対する是非に関しては触れずに、
『週休3日が嬉しい人』と『週休3日が嫌な人』の深層心理を考えてみたいと思います。
深層心理と表層心理という概念についてこちらで説明しているので、深層心理ってなに?と思う方はこちらからお読みください。
簡単に言えば、事実や行動こそが深層心理を表します。
ここで分析を難しくするのは、
「その人が口で言っていること」ではなく
「その人の行動」が深層心理を表すのだ、ということです。
なので、今回は話を簡単にするために、
①今現在、週休3日で働きたいと言っているけど週休2日で働いている人
と
②今現在、週休1日で働いているけどもっと休みたいと思っている人
の深層心理について考えてみたいと思います。
なお、いずれも特定の誰かを批判する意図はありませんのでご了承ください。
①今現在、週休3日で働きたいと言っているけど週休2日で働いている人
〇〇と言っている(思っている)けど、△△
という文章の場合、深層心理的には冒頭の〇〇は無視します笑。
なぜなら〇〇は表層心理で、その人の深層心理は後半の△△の部分に現れているからです。
つまりこの例では、『週休3日で働きたいけど』、
というのは無視する対象になってしまいます。
引用記事に対して、
『私は週3日休みたい。4日間頑張るから!』
というコメントが紹介されていましたが、少なくともこのコメントをした人は週休3日にはしないと思われます。
なぜなら、本当にそう思っているなら、すでに週休3日で働いているはずだからです。
『私は週3日休みたい。4日間頑張るから!』
という言葉の裏には、『今は週休2日だから頑張ってない』かのようなニュアンスが含まれます。
(本人が自覚しているかどうかは深層心理では関係ない)
そして、さも『週休3日になれば今よりも頑張れる』かのようなコメントになっています。
もし本当に週休3日で働きたいと深層心理が思っているなら、もう行動に起こしていて、個人事業主で働いたり、週4常勤などの働き方ができる職場に転職したりしています。
ここで、表層心理のブロックが強い人ほど反論してきます。
・いや、個人事業主として働くなんて無理
・週4常勤とか聞いたことない
・そんな簡単に転職できない
でも、いくら理由を並べたところで
今、週5で働いているという事実は変わりません。
これが深層心理です。
どんな理由を作っても、事実は変わらない。
それなら、
『あぁ、私は週5で働きたいと思っているのか。。。』
と受け入れてしまった方が次の行動がしやすくなります。
本気で週休3日にすべく行動を始めるのか、
まぁ、そこまでしなくていいや、
と現状維持を継続するのか。
どちらでもいいのです。
ただ、自分の行動と頭で考えていることが一致せず、言い訳を作っていると心が苦しくなってしまいます。
別に、週5で働きたいと思っている、と受け入れるだけでいいのです。
その結果、『いや、やっぱり週4にしたい』と思ったらならそうなる行動にしていくだけ。
そうすれば行動と思考が一致します。
②今現在、週休1日で働いているけどもっと休みたいと思っている人
については長くなってしまったので次回に持ち越したいと思います。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。