こんな仕事したい

こんな仕事がしたい。

・中小企業の成長を後押しする仕事

・中小企業の経営を下支えする仕事(縁の下の力持ち的な)

弁護士になって20年間ひたすら訴訟、調停、交渉とありとあらゆる紛争、もめ事の解決に尽力してきた。
いつも思うのは「もっと早くに相談してくれていれば」

様々な場所で名刺を出したときに言われるのは「何かあったときにお願いします」弁護士はトラブル発生時に相談する相手だと思われている。

弁護士のもとへ相談に来られたときはすでに事態は進行していて、病気で言えばかなり症状が悪化している。

弁護士は数々のトラブル解決を経験しているので、早い段階で相談して貰えば紛争を未然に防いだりトラブルが大きくなるのを防ぐノウハウを熟知している。しかし弁護士のそんな側面は一般にあまり知られていないし、そのようにはなかなか活用されていない。

例えば事業承継。
会社経営の実質はうまく代替わりできていたものの株式をそのままにしていたため、認知症等で判断能力が衰えた前社長が現場復帰すると言い出して会社を混乱に陥れるケース
また逆に最初から全株式を譲渡して会社支配権をまるごと渡してしまったがために会社が機能しなくなり、弁護士の力を借りて何とかかんとか復元したケース
などなど。

事業承継着手の当初から弁護士も関与させていれば、予め予防策を提案し、或いはその承継プラン自体に異議を唱え、そのようなトラブルを経ることなく順調に事業に邁進できていたであろうというケースが後を絶たない。

特に新事業に乗り出すときには、賃貸借、労務、知的財産等々、予めリーガルチェックしておくことでトラブル発生を未然に防ぎ、経営者が事業運営に集中することが出来る。

自分は、そういう中小企業の経営を下支えする仕事がしたい。

その結果、東京一極集中が止まることを知らない現状において、近畿圏企業の成長と発展を一つ一つ応援することで自分自身も地域に貢献しているという実感を得られるようになれば、これこそ弁護士冥利に尽きるというものだろう。

そういった仕事が出来ているのは、今のところ事業者の顧問業務。

だから顧問契約をもっともっと増やしたい。

と同時に顧問業務以外でも自分が弁護士として近畿圏の企業をサポートする分野が開拓できないものかと模索している。



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