【ふらり、古都旅。】京都・春の風物詩「都をどり」
桜の季節が終わり、ちょっぴり閑散期な京都。
繁忙期よりも歩きやすく、また気候もより心地よく、鴨川をお散歩するひと時が幸せです。
そんな鴨川を今回はさらに東へ。
祇園で催されている「都をどり」を観にいきました。
春の京都を訪れてはずっと気になっていた都をどり。
改修工事を終えて新たに生まれ変わった「祇園甲部歌舞練場」にて、念願の鑑賞が叶いました。
京都での「観光」はもちろん素晴らしい経験ですが、こうして「文化」に触れられるのもまた良きじかんでした。
なかなかお目にかかれない芸妓さん・舞妓さんが、華やかにそして美しく舞う姿をまえに、また一つ、わたしの世界は広がりました。
お衣裳の京友禅や西陣織は毎年新作を誂えるそうで、とても美しかったです。
また、舞台上手の地方(三味線・唄)と、下手の囃子方(太鼓・笛等)。
日本の楽器や唄の奏でも素晴らしいものでした。
全八景で構成された四季折々の京都。
背景画やセットも美しく壮大で、京都の四季、そして京文化がギュギュッと1時間詰まった見応えたっぷりの都をどりでした。
鑑賞が叶いほんとうに良かったです。
【余談】
今回、イヤホンガイド(別途700円)を使ったのですが、これがとってもオススメです。
舞台の内容はもちろんのこと、歴史やお衣裳、セットなど、様々なことを教えてもらえるので、理解度も楽しさも段違いでした。
また次回へ活かしたい経験談としては、海外のお客さんもけっこういらっしゃります。マナー云々ということではなく、もともとの背丈の違いにより、時にはかなり見えずらくなってしまうこともありそうです。
「今年は都をどりを観にいくぞ!」という時には早めにチケットを購入し、なるべく前方席に座れるといいかなと思いました。(または最後列で、ある程度頭を動かしながら観ても迷惑のかからない席も良いかもです)
座席についてはあくまでも経験談ですが、今後鑑賞される方の参考になれば幸いです。
いつも読んでいただきありがとうございます☆