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どんなことにも、意味がある。


フルタイムで仕事をするようになってから、とことん不満が募っている。

この不満にフォーカスすると、心はストレスでやつれていく。

けれども、この不満に向き合ってみると、意外と自分にとってありがたいものだと気づいた。

なぜなら「現状を変えよう」という気持ちが芽生えたから。

不満があったとて、どこかに妥協点があれば、現状を変えたいとそこまで本気で思わないだろう。

わたしは以前、失業手当を受給していた時期がある。働かなくてもお金が入ってくるなんてなんてとてもありがたい毎日だった。

いまはフルタイムで土日祝日関係なく働いても、失業手当の金額にも満たない給与。一日のほとんどを仕事に費やし、やりたいことは疎か、暮らし自体がままならない日々。

そんな雇用形態に最初こそは不満でいっぱいだった。働いても働いても不健康な貧乏へと陥いるのだから。

けれども、この状況が自分にとって意味のあることなのかもしれないと思いはじめた途端、わたしは確信した。

「ここにいるべきじゃないと教えてくれている」

自分が望む働きかたとは何か?
自分が思い描く暮らしとはどんなものか?

いま再び真剣にこの問いへと向き合っている。

これまで向き合ってきたつもりだったけれど、本気度が足りなかったと、今では思う。

まずは自分のなかでしっかりと軸をもち、イメージを膨らませること。

いま、時間が豊富にあるわけではないけれど、お昼休憩や朝時間など、やりくりして時間を生み出している。

そんな自分なりの工夫もまた、仕事をしていなければ出会えていないわけで、ありがたい。

わたしは不満というエネルギーを糧にアップデートへへの一歩を歩みだした。

どんな状況も、それが起こる意味がある。

だからネガティブに捉えるのではなく、そこにある意味をキャッチしていきたい。

いつも読んでいただきありがとうございます☆