中国渡航準備(アプリ編)
中国では、インターネット規制により日本でよく使うLINE, Google, Youtube, Twitter, Instagram等のアプリが使えないなんていうことがあります。
初めて中国に渡航するのに便利なアプリが使えないのは困りますよね。
そこで、今回は中国渡航するときに最低限インストールしておくべきアプリを紹介していきます!下の記事を読み進めるのが面倒な人はとりあえずインストールしちゃいましょう!笑
中国生活で必要なアプリは今後別の記事で紹介する予定にしています。
必須アプリ一覧
1. WeChat(微信)
中国で生活するうえで最も使用頻度が高いメッセージアプリ!!
日本でいうLINEみたいなものです。
後ほど紹介するVPNアプリを使用すればもちろんLINEも使えるのですが、万が一VPNアプリがうまく動作しないときの連絡手段としてインストールしておきましょう。
家族や困ったときに助けを頼める現地人(会社の現地スタッフ)の連絡先を事前に登録しておくことをおすすめします。
また、隔離ホテル内でのスタッフとの連絡(日々の体温連絡等)にも使用したりもしますし、メッセージを簡単に翻訳できるので大変便利です。
2. Alipay(支付宝)TourPass
中国に入国して一番最初にお金が必要となるタイミングは隔離ホテルの支払いです。最近の中国は専らスマホのQRコード決済を利用することが多く、クレジットカード、現金、銀聯カードも使用できない隔離ホテルもあります。
QRコード決済のアプリにはWeChat PayやAlipayがありますが、現地銀行口座を持っていないと使えないのです!泣
そこで、重宝するのがこのAlipayのTourPassという機能!これは、外国観光客がAlipayを利用できるようにしたサービスです。この機能はクレジットカード、パスポート、携帯電話番号(日本の番号でOK)を持って入ればチャージできます。
ただし、この機能も万全ではなく使えたり、使えなかったりと場所によって異なるようです。その際は、諦めて知り合いに立替をお願いしましょう。
注意点は初期登録を進めていくと「インターナショナルバージョンを使用するか?」と画面に表示が出ますので「Yes」を選択すること。
詳細な登録方法はネットで「Alipay TourPass」と検索すると出てきます。
3. 高徳地图
Googleマップに代わる地図アプリです。GoogleマップもVPNを接続すれば使えないことはないですが、中国当局の情報規制もあり大雑把な地図となっておりほとんど使い物になりません。
現地到着後に一番最初に使うタイミングは隔離ホテルへ向かうバスの中です。どこに向かっているのか、ホテル到着したときにどの辺の位置にいるかを把握するうえでもインストールをおすすめします。
4. Google翻訳
中国語が離せない人にとっては一番欠かせないのが翻訳アプリ!!!
中国ではGoogle系のアプリは制限の対象となっていますが、Google翻訳のすごいとこはオフライン翻訳機能です。事前にオフライン翻訳の中国語をダウンロードしておきましょう。
アプリを開いてメニューアイコンからオフライン翻訳をダウンロードできます。
5. 百度翻译
Google翻訳のオフライン機能は音声入力やカメラ入力機能に制限がかかってしまいますので「百度翻译」も念のためインストールしておきましょう。
私はその他にも翻訳アプリをインストールしましたが、普段の中国生活で使用しているのはGoogle翻訳と百度翻译のみです。
※GooglePlay storeでは、残念ながら「百度翻译」は検索に引っ掛かりません。本記事内の「Google PlayやAppStoreにないアプリのインストール方法」を参照するか、代替の翻訳アプリをインストールするようにお願いします。
6. Outlook
日本ではGmailを使用しているのですが、VPNなしでは使えないということでVPNなしでも使えるという情報のあったOutlookでアカウントを作成しました。
渡航の際の健康コード取得や在留届にもメールアドレスが求められるので中国関係の手続きでメールアドレスが必要な時はOutlookのメールアドレスに統一しています。
VPNアプリについて
中国では、インターネット規制により日本でよく使うLINE, Google, Youtube, Twitter, Instagram等のアプリが使えないなんていうことがあります。
使えないアプリがあるとなるととても不便ですよね。でも心配は不要!VPNアプリを入れることでその問題を解決できます。
細かい説明はさておき一般的にVPNアプリと呼ばれているものには大きく2種類あります。1つ目はVPN(バーチャルプライベートネットワークの略)、2つ目はShadowsocksです。
昨今は有料のVPNも規制の対象となってきており、使用できなくなった時のことを考えて、私は上記2種類のVPNを契約しています。
7. ExpressVPN
メインのVPNとして使用しており、途切れることもほぼありません。ただし、スマホ端末の回線が家のWifi→スマホのLTE等ネットワークが切り替わった際にVPNを一旦接続終了し、再接続しないとネットがつながらないことがあります。
おそらくはネットワーク切り替えにうまくVPNアプリが追随して異なものだと考えられます。手動で接続終了→再接続すれば問題なく使えますので私はあまり気にしていません。
LINE, Google, Youtube, Twitter, Instagram、Netflixは見ることができますが、一部のネット記事やhulu、abemaTV等は見ることはできないようです。
8. UCSS(アプリはClashを使用)
サブのVPNとして使用しており、接続に問題はありません。上記ExpressVPNでは見ることができないネット記事、hulu、abemaTVも見ることができています。あえて難点をあげるとするとVPNでは珍しく月々の使用容量が決まっていることです。
ネットワーク環境について
◆SIMロック解除(SIMフリースマホ)
中国に到着後は、何かと現地の携帯電話番が必要となってくるので現地SIMカードを購入して使用することになります。現地SIMを入れて使えるのはSIMフリー携帯のみとなります。
携帯キャリアより端末を購入している方はSIMがロックされている可能性が高いので日本出発前に契約の携帯キャリア会社にてSIMロックを解除してもらうようにしてください。
◆日本の電話番号の維持
①楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」の利用
一番おすすめの方法は楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」に乗り換えることです。月々の使用が1GB以下であれば0円で番号を維持することができます。
海外でも2GBまでであれば、速度制限なしで利用できます。2GB超過後も速度制限(128kbps)で使用が可能です。3GBまでは980円/月となっているので非常に魅力的な価格です。
また、海外での使用はローミング接続となり、VPNなしでも中国のネット制限がかからないのも魅力で、現地SIMカード入手までの期間はとても重宝するでしょう。
②各キャリアの番号維持制度
各キャリアは月々500円程度で電話番号やメールアドレスを維持できる仕組みを持っていますので各キャリアに相談してみてください。
◆現地SIMカード入手までの通信手段
①楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」の利用
上記で紹介した方法でおすすめです。現地到着後にローミングをONにすれば、すぐに使用できます。
②Amazonにて現地対応SIMカードの購入
中国联通香港のSIMカードをAmazonで購入し、現地到着後にSIMフリーのスマホに入れるだけで済みます(スマホの種類によっては少し設定が必要なことがありますが、説明書つきですので心配不要です)。
香港SIMのため中国のネット規制の影響はなく日本と同様にネットを楽しむことができます。
③その他
Wifi端末のレンタル(Global Wifi等)や各携帯キャリアの海外プランの利用が考えられます。速度と容量にもよりますが価格が非常に高いため(1500円/日以上)、長期滞在者向けではありません。
Google PlayやAppStoreにないアプリのインストール方法
下記リンクからWeChatの制作者であるTecentのアプリストア応用宝にアクセスする。
アプリストア応用宝のapkファイルをネットからダウンロードする。この時にセキュリティ警告メッセージがでるが、無視してよい。不安な人はインストールせずに代用アプリを使用することを推奨する。
apkファイルをタップしてインストールする。
アプリストア応用宝から該当アプリをインストールする。
その他代替アプリ
◆地図アプリ
・百度地图
◆翻訳アプリ
・Papago
◆VPNアプリ
私が他の候補として挙げていたのは下記2つです。
①NordVPN(VPNタイプ)
②カベネコVPN(Shadowsocksタイプ)
私の周りでは、ExpressVPNとカベネコVPNの組み合わせで使用してる人が多いです。カベネコVPNも接続に問題ないとのことです。
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