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【ボイトレ】ヒーリング的ゆるvoice training

先日いらしたレッスン生さんが
ある、リンパケアの方法を学んでいるそうで わたしのレッスンがそのリンパケアの考え方と、「同じことを言っている」と教えてくださった。

また先日、別の方は、体をゆるめる「和みヨガ」のインストラクターをされていて、やはり、通じるものがあると教えてくださった。「本質は同じですね」と。

上のレッスン生さんは、これまで歌っていると耳がつまってしまうのが嫌だったそう。そういうことがあるんだとびっくりしたけど
ゆるめる声の出し方で
響きを柔らかく 豊かにすることをお伝えすると
これまでは、「喉から首のあたりを緊張させて声を出していたから耳が詰まっていたのかも…」とさすが、リンパケアをなさっているだけあって
すぐに理解して喜んでくださった。

わたしのところにいらっしゃる方は、歌が得意で声がよく出て、もっと歌を磨きたい、というような人よりは、喉が弱い、声が出ない、歌は好きだけど下手で、自信がない、でもやっぱり歌ってみたい、歌うのは中学生以来なんです、、などと仰る方がとても多い。

本当はそういう方も喉の緊張を取っていけば、とても素敵な本来の響きが出てくるとわたしは思っている。

わたし自身が、もともと喉が疲れやすくて弱いので、喉に負担の少ない歌い方を自然に模索して身につけてきたのだと思う。
その歌い方を生徒さんにお伝えするために自己観察したことを中心に、書籍などで学んだことも加えてレッスンを構成しているのだけれど、 
心理職として研修を受けてきた様々なボディーワーク、特に竹内敏晴先生のWSで学んだ「ねにょろ」など丁寧に体をほぐし、力を抜いていく感覚が、歌い方・考え方とレッスンの大事なベースになっていると思う。(竹内先生のワークショップは本当に珠玉でした。。)

そんなことを思っていたら そうか、わたしのレッスンは、体本来の治癒力や力を引き出す、ゆる体操やリンパケア、ヨガなどが伝えている方法を、喉に焦点を当てて行っている「喉バージョン」なんじゃないかと気づいた。(大雑把なくくりですが、、)

ヴォイスヒーリングとは声の「響き」がヒーリングの中心になると思っていたけれど、それだけでなく、声を出すという身体の使い方そのものが体ほぐしになりヒーリングになる、わたしはレッスンでそれをお伝えしたいのだと改めて認識。

そんなわけでわたしのレッスンは、ため息をついてみたり ひたすら母音を発音してみたりと とても地味ですが 続ける中で、きっと掴んでもらえるものがあると思っている。

それは、検証はできないけれど 声や歌にとどまらない 身体のあり方、自己治癒力などにつながっているし その人の本来の声の響きが生まれてくると思っている。

これ、、ひらめいた。「ゆるVoice」って感じかな!
もちろん、その上で歌うためには、スポーツと同じく技術や、適切な時に適切な力をいれるといった要素も出てくるのだけれど それは、全体的に不必要な力が抜けてしなやかな準備状態ができていることが前提だ。

わたしの音楽は心理の仕事ともどこかつながって切り離せないと思っていたけど、歌詞とかリラックスできる音とかだと思っていたら
こういう風につながっていたとは。

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響きの人 新屋賀子
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