コミュニケーション力を高める方法・その1
ご要望が多い
コミュニケーション力を高めるために意識したいことを
少しずつ書いていこうと思います。
①自分が無意識に使ってしまっている口ぐせは何?
さて、いきなりですが
自分の口ぐせって思い出せますか?
「時間がない」
「お金がない」
「忙しい」etc...
子どもへの声かけ口ぐせでよく出てくるのは、
「ダメ」
「ちょっと待って」
「早くして」etc...
相手の受け取り方で、
マイナスになってしまいそうな口ぐせの影響力は大きいです。
②そのセリフの裏目的は何?
例えば、「時間がない」
このセリフは、
「あなたに使う時間はない」
という裏の目的が相手へ伝わっています。
言葉は、独り言のように使っていたとしても、
相手との会話で、つい出てしまうものです。
「あ〜、忙しい!」なんて、
独り言を言っているようで
相手に聞こえた時点で、
「忙しいから手伝って」
「忙しいから声かけないで」
「忙しいから察して」
いろんな裏目的が伝わっています。
言われた方からすれば、
間接的に裏目的がわかるから
不快に感じることも…
コミュニケーション力を高めるためには、
マイナスになりそうな口ぐせは
減らしていきたいものです。
③マイナスな口ぐせを減らす方法とは?
では、今回は、この口ぐせを減らす方法の一つを考えてみましょう。
それは「聴く力」を高めることです。。。
え?
と思われる方もいるかもしれませんね。
例えば、相手が
「ちょっと聞いて〜」
と言ってきたら、その裏の感情を考えてみる。
これが「聴く力」の一つ。
このセリフ、場面にもよりますがほとんどの場合
「解決策はいらないから、ただ話聞いてよ」
だと思いませんか?
「やってみようと思います」は、
「やってみるけど、結果は期待しないでください」
みたいな。。
仕事でもプライベートでもよく出てきそうなセリフ達ですよね。
このように、裏の感情を考えてみると、
人のセリフには裏メッセージが含まれていることに気付いていきます。
相手の使う言葉の
裏の感情を考えることは
コミュニケーション力を高める
「聴く力」というものを付ける一つの方法なのですが、
このトレーニングをすると、
なんと、
自分では気づいていなかった口ぐせの裏メッセージに
嫌でも気付いていく…
というオマケが付いてきます。
実は、私がそうでした。
④コーチの持つ力
コーチングを学ぶと
「聴く力」を高めなければいけません。
相手は、どんな思いでこのセリフを言ったんだろう。
何を守っているのかな。
何を大切にしているのかな。
本当の思いは、何だろう。。
そんなトレーニングをしていたら、
今度は、自分はどんな裏メッセージを相手に伝えてしまっただろう…
と考えるようになりました。
これに気づくと、
マイナスな口ぐせよりも
相手が心地よいと思うような
プラスの裏メッセージを伝える方法を考えるようになったのです。
それも、まだまだ未熟ですが、
おかげでマイナスの口ぐせは随分減りました。
コミュニケーション力を高めたいと思っている方は、
是非試してみてください。
まとめ・・マイナスな口ぐせを減らす方法
①一度、周りの人に自分の口ぐせを聞いてみましょう。
②周りの人のセリフの裏の感情を考えてみましょう。
③自分のマイナスな口ぐせを、プラスに変換することを考えてみましょう。
この作業は、セルフコーチングの一つです。
セルフコーチング力をもっと高めたい方、
コーチ力を高めたい方は・・・