アサーティブネスコミュニケーション
・自分の思いを伝えたいけど、嫌な思いをさせたらどうしよう。。
・自分が我慢すればいいし。。
など、本当はハッキリ言いたいのに
伝えられないこと…
誰にでも一度は経験があるのではないでしょうか?
その後、ずっとモヤモヤ残っていて
ストレスになることさえあります。
自分の言いたいことを、
自分も相手も尊重しながら
誠意を持ち、
対等に伝えるコミュニケーションを
アサーティブネスコミュニケーションと言います。
アサーティブネスは、
「自己表現」「自己主張」の意味ですが、
自分の意見を一方的に伝えることではありません。
相手のことも尊重しながら伝えるということが大事です。
今回は、基本的なポイントを二つお伝えしましょう。
1. 否定から入らない
例えば、相手が意見した際、
自分の意見と違った場合、
「それは違う!こっちの方が…」
と否定から入らないということです。
意見が違うという状況でなくても
「あなたのやり方は間違っている。
これは、こうでしょう?」
という言い方もそうです。
否定された相手は、
反発する気持ちになったり、萎縮したりして
あなたと距離を置いてしまうかもしれません。
これは、相手を尊重していないことになります。
まずは、相手を承認した上で
自分の意見を伝えてみましょう。
その際に意識したいのが
次のポイント2です。
2. 伝える前に相手が大切にしているものを考えてみる。
相手の意見や行動の中には、
どこかに相手が大切にしていることがあります。
何を大切にしていて、
その人はその発言、行動をしたのか?
まず、そこを考えて
相手が大切にしているものを承認してから
自分の意見や考えや思いを伝える。
「〇〇さん、いつも〇〇してくれてありがとう。
〇〇さんのおかげで〇〇だよ。
ただ、ちょっと一つ気になることがあったんだけどいいかな?」
のように、先に承認を入れるだけで
相手が、意見を受け取る準備ができます。
このように、自分の考えや思いや意見を伝えたい時は、
否定から入らず、承認から入る。
そんなのわかってるよ!
と言いたくなるでしょう。
ホントに基本的なことですが、
いざとなると感情的になりやすいことが多い場面では、
承認より、主張が強くなりがちです。
ただ、一番大切なことは
いつも考えや思いや意見を伝えれるような
信頼関係を築くこと。
信頼関係があることで、
アサーティブネスで伝わりますし、
アサーティブネスで関わることで
信頼関係が築けます。
ここで、気をつけたいのは
アサーティブネスで関わったつもりでも、
心の中で否定、批判していると
非言語に表れること。
相手には、非言語からあなたの気持ちを読み取ります。
これは、とても残念です。
(非言語については、また書きたいと思います。)
承認から入る
アサーティブネスコミュニケーション☆
是非、意識してみましょう。
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