多世代で場をつくる。〜訪問看護リハビリステーションヨリドコ内覧会を開催しました。〜
10月1日にオープンする、訪問看護リハビリステーションヨリドコの内覧会を9/18〜20の日程で開催しました。
雨予報でしたが、本降りにはならず、涼しい中での開催になりました。イベントには、近隣の方、地元の高校生、医療介護福祉関連の方、SNSを通してみてくれた方など、お子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方に来ていただきました。
内覧会では、訪問看護ステーションの説明だけでなく、改修途中のカフェスペース、コミュニティスペースなどについてもご案内しました。
せっかくの機会ですので、訪問看護ステーションに期待すること、等に加え、ヨリドコのコンセプトでもある“あるといいながあるところ”を実現するためのご意見もお伺いしました。
皆様から、やりたいことや作りたいもの、をたくさん聞くことができましたので、特に印象的だった内容をお話ししたいと思います。
竹を処理する若手の力を借りたい
小野路には竹藪が至る所にあります。かく言うヨリドコの後ろにも、たくさんの竹が姿を見せています。以前は、整備してくれる人がいたものの、近年は野放しになっていることが多く、周りの木々を枯らしてしまうほど生命力が強い竹は社会問題にもなっているようです。
参加者のAさんは、上記の社会課題に対して竹炭を作る団体を作って活動しています。その中で、人手が足りないという声がありました。特に若手の人の力を借りたいとのこと。
ヨリドコとしても裏手にある竹藪を早く整備したい、Aさんの希望は若手の力を借りたい。なんだかニーズがマッチして人が繋がっていきそうな予感です。私も竹刈ってみたい。竹の子食べたい。
そしてゆくゆくは、障がいのある方や認知症の方々も一緒に、「竹」をキーワードになんかしたいなー、など夢が膨らみます。
高校生と高齢者、子供が関わる場を作りたい
高校では珍しい、福祉学科がある地元の高校生が20人ほどヨリドコに遊びにきてくれました。福祉学科の生徒さん達は、医療介護福祉への関心が強く、嬉しいことにヨリドコの取り組みに興味深々。
ヨリドコの見学、全体の説明をしたのちに「ヨリドコに“あるといいな”と思うものはなんですか?」とみんなに考えてもらいました。
みんなで一緒にご飯を食べたい
テスト勉強をしたい
アスレチックを作りたい
子供たちとおばあちゃんと一緒に遊びたい
たくさんのやりたいことが飛び交います。じゃあ、その“あるといいな”を作るためにはどうしたらいいかな?
みんなでご飯を食べたい、だとしたら料理は誰が作るの?材料は?近くに得意な人がいるかもしれないね。農家さんに声かけてみようか、料理が得意なおばあちゃんに教えてもらおうか。
話題を広げていく中で、高校生の目がキラキラしていくのが分かりました。たくさんの人が繋がり、多世代で場をつくる日は、そう遠くなさそうです。
ヨリドコで自身の得意や好きを通して人と繋がり、互いに学び合う場を実現していきたいと思います。
他にもアンケートでは
地域の声を直に聞けるのが良かった。
地域医療介護との架け橋になることを
期待しています!
特性や年齢など関係なく
集える場所になって欲しい。またきたい!
などのコメントを多数頂戴しました。
そしてアンケートには、今後も皆さんと関わっていきたいという希望を込めて有志で名前と連絡先の記載を依頼していました。すると、たくさんの方が連絡先を記載してくださいました!嬉しい。
これから共にヨリドコを作っていけることを心より楽しみにしています。
コミュニティスペースやカフェは年内openを予定しています。第一弾として10/1から訪問看護リハビリステーションヨリドコがopenします。
今後もSNSを通して進捗共有していきますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
(終わり)