
東京の里山・小野路宿で開業するヨリドコ小野路宿。この地の住人として地域をつないでいく古民家カフェの店主を公募します!
(店長が決まりましたので、本募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました)
2020年10月に、東京の里山・小野路宿(所在地:東京都町田市小野路町字宿)の古民家でカフェをオープン予定です。
カフェは、複合型施設「ヨリドコ小野路宿」に併設しています。
「ヨリドコ小野路宿」は、まちだ丘の上病院が新しく始める地域支援事業です。小野路町の古民家を譲り受け、地域の方々と一緒に地域の憩いの拠点(カフェ・訪問看護ステーションやイベントスペースなど)を新しく作っていきます。
「ヨリドコ小野路宿」の顔ともなる何となく人々が通いたくなる地域に溶け込んだカフェをOPEN予定です。
一緒に地域の憩いの拠点を作っていきませんか?
私たちのこと
東京都町田駅から車で約20分。都会の喧騒から少し離れた里山・小野路の丘の上に小さな病院があります。ここが私たちの病院、まちだ丘の上病院です。
ゆっくりと療養する患者さんが中心の78床の療養病院で、入院だけでなく、外来診療(内科・整形外科・リハビリテーション)も行っています。2020年10月から訪問看護ステーションも開設していきます。通称“まちおか”です。
一般財団法人ひふみ会まちだ丘の上病院
まちおかは、「地域を支える」というコンセプトのもと、地域の人々の人生に寄り添った”医療”を提供しています。
「あたたかな医療」 「共に歩む医療」 「確かな医療」
3つのクレドを大切に、患者さんの”くらし”に寄り添ったケアを提供しています。
地域の方々にとって、より身近な存在になれるよう、まちおかは、新たにメディカル・ヴィレッジ事業部(地域支援事業部)を立ち上げました。この度、地域支援事業部の取り組みとして、「ヨリドコ小野路宿」をOPENします。
ヨリドコってなんだ?
「あるといいながあるところ。」をテーマに、地域の方々と一緒に築いていく、健康とつながりを築いていく憩いの拠点です。場所は病院から約徒歩15分。ここに、古民家カフェが併設しています。
まちだ丘の上病院が約300坪(山を含めると合計1000坪程度)の土地を譲り受け、古民家や蔵をせっせとリニューアルしています。
ヨリドコのコミュニティメンバーと周辺にお住いの方と対話を重ね、ワークショップ形式で一緒にこの場所を作っていく予定です。
(こんな感じになる予定)
ヨリドコは、国土交通省の『人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業』に選定されました。
この場所に一杯のコーヒーが必要な理由
まちおかは、地域を支える医療機関として、この地域の人々の健康な暮らしを実現していきたいと考えています。
まちだ丘の上病院は、医学的に人々の健康に向き合う病院です。病院は病院としての役割を担っていきます。しかしながら、「病院っぽい」ところって、なんか足を踏み入れにくい。だからこそ、病院っぽくないところで、かつ医療が身近な場所も地域に必要だと考えます。
「ヨリドコに行けば、美味しいコーヒーが飲める」
身近な一杯のコーヒーが、人とこのヨリドコを結びつけるきっかけになってくれるのではないか。そんな思いが込められています。
もちろん、”コーヒー”というものは比喩的に用いているだけなので、アフタヌーンティでもいいし、サンドイッチでもいいし、カレーでもいいのです。”コーヒー的”であるものが必要ということです。
そんな、地域の人々とのつながりをつくりだす”一杯のコーヒー”をプロデュースすることがとても大切な要素だと考えます。
どんなメンバーがいるの?
現在、ヨリドコ小野路宿準備メンバーには、病院の医師や看護師、理学療法士のような医療の専門家から、一級建築士、デザイナーなどの多様なメンバーが集まり構成されています。
コアな準備メンバーの他、ヨリドコ小野路宿を今後共につくってくれそうな協力メンバー候補の方々も沢山います。地域で若年性認知症の方々をケアするNPOに関わる方、地域で幼児園を運営されていた方、子どもの遊び場スペースを運営されている方、などなど。。。
併設する訪問看護ステーションは、10月1日OPENに向けて、開設メンバーである看護師3名と理学療法士1名が決まり、開設準備を進めていきます。
ヨリドコ小野路宿は、誰かが一方的にサービスを提供するのではなく、ここに関わる様々な人々が様々なかかわり方をできる、そんなコミュニティ運営を目指しています。
どんなカフェなの?
ヨリドコ小野路宿でOPENする古民家カフェは、
『地域の人々とのつながりをつくりだす”一杯のコーヒー”をプロデュースすること』
だけが決まっています。
宿場町の雰囲気を再現した古民家で、どのようなメニューを提供するのか、どのような食材を使うのか、どのような営業形態がいいのか。
これから店長となるあなたの色を生かしたカフェにしていってください。
出来たら、地域に暮らす子供たちからお年寄りの方々までを対象とし、障がいや認知症などのハンディキャップをお持ちの方々も来店できるようなお店にしたい。
そんなアイデアなどは沢山ありますが、ヨリドコメンバーと一緒に考えていければ!
どういう人が募集対象なの?
(必須要件)
・2020年11月末までには店主になれる方(時期は場合によってはご相談)
・ヨリドコ小野路宿に住み込める方(プライベートな個室あり)
・食品衛生責任者をお持ちの方(ないしは、受講して取得いただける方)
・料理が好きな方
・平日と土日祝日にもそれほど時間の制限なく活動できる方(このカフェ開業に情熱を注いでいただける方)
・人とのコミュニケーションが好きな方
(歓迎要件)
・地域活動、コミュニティ活動に興味がある人
・将来、自分自身でカフェのオーナーになりたい人
・アイデアがあふれ出る人
経験や年齢は不問です。20~30代の若い方からベテランの方まで幅広く募集します。経験がない部分は準備メンバーが全力でサポートいたします。
「ヨリドコ」古民家カフェで働く魅力は?
①自然豊かな広い敷地の中にあること
カフェのイートインスペースだけでなく、隣のコミュニティスペースおよびその前面のウッドデッキを含めると、それなりの数の客席を確保できます。天候や曜日や時間帯に応じて、コンパクトに営業するときと、広げて営業するときなどを使い分けることができます。
また、広い敷地の中の庭を利用することで、地産地消の野菜やハーブ作りなどを行い、それをカフェのメニューに組み入れて提供することも可能です。
②運営母体が病院も運営する組織であること
運営母体が病院も運営する一般財団法人であるため、運営基盤はしっかりとしています。また、福利厚生など病院と同様のものも利用ができます。
③立ち上げから関われること
カフェの立ち上げから関わることができます。ヨリドコ小野路宿としては、決まっているものもあるし、これから考えていくことも沢山あります。そんな空白である部分がたくさん残されていますので、カフェの形態も含めて一緒にこの空間を作っていくことに関わることは大きなメリットです。新しいことへのチャレンジが好きな人には、自由度が高くとても面白い環境だと思います。
また、ヨリドコメンバーには、事業の立ち上げ経験などを多く持つマネジメントの専門家もいますので、今後独立などを予定している方は、開業のための経験を積むこともできます。
④ヨリドコに住み込みができる
2階の一室が空いてますので、住み込みができます。柔軟なカフェ運営への関与を条件に「無料」での提供を検討しています。住居費用を抑えながら、多くの経験を積むことができます。
どうやって応募するの?
ここまで読んで、少しでも面白そうと思ってくださった方は、よろしければこちらからご連絡ください。まずは、ヨリドコに来て、コーヒーでも飲みながら気軽にお話ししましょう。
東京都町田市小野路町11-1
一般財団法人ひふみ会 まちだ丘の上病院
メディカル・ヴィレッジ事業部 浅沼
✉:cooperation2@machida-hospital.com
みんなの「あるといいな」を形にしていけたら嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
(おわり)