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鉄火味噌作り

季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主のyoriです。
自宅の1階で営業許可を取得して予約制のマクロビオティックランチを提供したり、お菓子や調味料の販売、出張料理を行っています。


鉄火味噌


養生食としてマクロビオティックを学んだことのある人はご存知かと思います。
ごぼう、にんじん、レンコンを細かく刻んで炒めて味噌と合わせてパラパラになるまで火を入れたもの。

根菜のごぼう、にんじん、レンコンを細かく切って炒めて味噌と合わせることにより、とても陽性な食べ物となります。
貧血気味、朝が起きられない、虚弱体質、疲れが取れない…そのような時、鉄火味噌はしみじみ体をいたわってくれる養生食です。

作り方

野菜をそれぞれ刻みます。
紙のように薄く。
糸のように細く。
砂のように細かく。

後ろが透けて見えるくらいに薄く


糸のように細く…
砂のように細かく…

にんじん、レンコン、ごぼうの順番に切って行きました。
ごぼうが一番硬く水分も少ないので切りにくかった。
この3種類を言葉通り砂のように細かく切る事2時間…
このように細かく切ることで味噌と一体化して全体が馴染みます。

野菜を炒めて味噌と合わせる

細かく切った野菜を、熱した鍋に油を引いてごぼう、にんじん、レンコンの順番で炒めていく。

青臭い香りが抜けるまで炒める

ごぼうの香りが変わってきたら、鍋の端に寄せてにんじんを入れる。

空けたスペースでにんじんを炒めて色が変わってきたら…

にんじんにごぼうをかぶせて炒め合わせる。

ごぼうとにんじんをよく合わせて炒める

そしてまた鍋の端に寄せて、最後にレンコンを入れる。

同じようにレンコンを炒めてから、全体を覆い被せる。
3つの野菜をよく炒める。

ごぼうが一番硬く火が通りにくいので一番最初に入れます。
レンコンは澱粉質が多いので焦げやすい為、一番最後に加えます。

そしていよいよ味噌の投入

うちの古味噌。鉄火味噌作りには古い味噌を使うことが多い。

ここから根気よく、パラパラになるまでゆっくりと火を入れていく…

野菜と味噌と混ざり合って…
やがてペースト状に…
だんだんパラパラしてきました  
最後に生姜のしぼり汁を加えて炒めて完成。

生姜のしぼり汁を最後に加えるのは、生姜の香りと辛さをプラスするとともに、生姜のもつ陰性さ、広がる力を加えます。


パラパラ、カラカラに仕上げました!

炒めること3時間でパラパラカラカラのふりかけ状になりました。

ドライシートも入れて、パッキングで完成


ちょっと焦がしちゃった感はありますが、なんとか仕上がりました!

また時間と気持ちの余裕がある時に作りたいと思います。





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