ワクワクに必要なのは、聖なる一歩。
先輩、なんかワクワクする仕事とかないっすか?と聞かれる。
そんなリクエストに少しイラッとする。
退屈な日常を抜け出そうとワクワクやドキドキを簡単に求める。
それは分かるが、ワクワクやドキドキはその辺に落ちてはいない。
どうして落ちていないのか?
落ちてる時点でドキドキしないのではないか。
ワクワクやドキドキの中身を見てみると期待と不安だ。
期待の方が少し大きいけれど同時に不安があるから、
ワクワクするしドキドキする。
やったことがないことに対して、ドキドキが含まれる。
そこには想定外があるから、想定以上にも以下にもなる。
だから、簡単に今日の夜の飲み会に誘うような仕事には
ワクワクやドキドキはない。
山あり谷ありが予想される困難な仕事にこそ
ワクワクやドキドキがある。
理不尽だったり、不透明だったり、がんじがらめだったり、
板挟みだったり、えてして、儲けが全くなかったり、
それでも、その中に飛び込む『聖なる一歩』が
ドキドキ、ワクワクの始まりなのではないのだろうか?
それって、正直どうだかわからないけど、食わず嫌いにならず、
一旦、一歩踏み出してみる。
とここまで書いておきながら、そこにも実はワクワクドキドキの半分しかないことに気が付いた。
本当のワクワク、ドキドキは「前例のない未来」をつくること。
(ってある会社の採用のコピー)
つまり自分から作り始めること。
こんなことが仕事になるかもしれないと一歩踏み出すこと。
この方が絶対に、面白い。この方が絶対に、辛いけどね。