
オールドルーキーに共感できる考え方は?
こんにちは。コミュニティ事業プロデューサーの石井です。
私の略歴だったりやっていることは下記の通りです。
・起業して12年目
・初期にNPO法人ETICのSVSM(社会起業家支援プログラム)に選ばれる
・一般社団法人と株式会社の代表
・小学校2校の放課後子ども教室のコーディネーター(8年目)
・登録者300名のスポーツ事業者向けコミュニティ(スポーツ×地方創生×ソーシャルビジネス)を運営
・中・高と野球部で、中学で主将をやった一方、高校はほぼ試合に出れずに裏方だったが、最後の春夏で奇跡的にベンチ入り
・大学3年~4年の一時期は、つくば・川口・ひばりが丘の3拠点生活
・大学時代に起業を志すも失敗し、卒業間近から就職活動スタート
・就職1社目は、売れない営業マンで表現力を磨くために100人100日ミュージカル参加
・高校の伝統行事50kmマラソン、高校3年間は途中で歩いてしまったが、32歳でOB参加して途中で歩くことなく完走する
・33歳で(最高気温37度だった)真夏のフルマラソン完走
・震災後、石巻や南三陸、陸前高田、釜石、南相馬、富岡町、いわきや、長崎から熊本へカーシェア用の車を運ぶなど震災ボランティアも行い、あと4県で全国制覇
TBSの日曜劇場「オールドルーキー」が始まりました。
約3年前の「ノーサイドゲーム」に続き、スポーツの裏方がドラマの主役になるというのは、時代の変化を感じます。
今回の話は、サッカー元日本代表が、チームの解散に伴い、突然サッカーをする環境がなくなり、縁あって(アスリートをサポートする)スポーツマネジメント会社に就職するという物語が描かれています。
私自身も、10年前に起業する前に、スポーツマネジメントの職に就くことも
考えなくはなかったのですが、
当時の心境というか、今の活動に行き着いた思いとしては、元アスリートができてしまうようなことはしないということでした。
国内にあるほとんどのクラブ、サークルは基本的に、その種目の経験者が
主宰していると思うので、
自分のような未経験者が主宰することで競技性を抑え初心者でも入りやすい環境をつくり、
それがスポーツ参加率の上昇や、地域に求められるサードプレイスの創出につながればと思っています。
オールドルーキーに話を戻すと、サッカー選手以外に仕事をしたことがない主役と、アスリート経験がないけど仕事ができる人という対比で描かれていますが、
例え仕事経験がなくても、元々アスリートだったからこそアスリートの気持ちを理解できる&寄り添えるという強みが表現されているドラマです。
先日シェアした、USJを再建したマーケッターも
「消費者の本能を知る(スマホにはまる人の本能を理解する)ためにスマホゲームの課金で400万自己投資」
したそうですし、
私自身も20代に営業の仕事をしていた時は、エステが営業先の時はエステにも行き、女性向けの商材を扱っている時は女性誌を読みまくって(笑)、
経験がないなら投資するということを大事にしてきました。
(オールドルーキーで言うアスリート経験のように、近い立場に身をおけるに越したことはありませんが考え方は共通しています)
オールドルーキーでもう一つ印象的なのは、主人公がアスリートのベストな選択を提示しているということです。
競合でもある他社の方が合っていると思えば他社を提案し、他の担当者の方が合っていると思えば他の担当者を提案する。
これに対して思うことは、自身は初心者から楽しめる場をつくっていて、時にバリバリの経験者が来られることもありますが、そういう方は他でも十分にやっていけるので、その人に合った場というのを提案できた方がよいだろうと思っています。(経験者はコミュニティから卒業することも歓迎する)
一方、約3年前のラグビーワールドカップの日本開催前に放送されたノーサイドゲームは、大手企業の総務が、保有しているラグビーチームのGM(ゼネラルマネージャー)に配属されたのをきっかけに、素人の視点からおかしいと思ったところを変えていくという物語が描かれていましたが、
今後もノーサイドゲームとオールドルーキーを足して2で割ったような考えを大事にして活動を続けていきたいと思います!
追伸1
この度、【地域密着型コミュニティづくりの実践法】というテーマで、電子書籍kindle版も出版しましたので、よろしければご覧ください。
追伸2
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