コミュニティ運営のやりがいや魅力とは?
こんにちは。コミュニティ事業プロデューサーの石井です。
私の略歴だったりやっていることは下記の通りです。
スポーツコミュニティを主宰し始めて現在12年目。
活動は土日中心ですが、年々新しいことにチャレンジしつつも、自身にとってはこの土日の活動が空気のように当たり前になりつつあります。(コミュニティの土台があってこそ、新しいチャレンジもできる)
そして、毎年年末にはアンケートも実施させていただいています。現時点で計25名の方から回答いただいていますが、コミュニティを客観視する良い機会にもなっています。
人生で10年以上打ち込んできたことってなかなかありませんが、何で続けてこられたのか?やりがいや魅力をどんなところに感じているか?を今回はシェアしたいと思います。
1.自分でどのあたりがコミュニティ運営に向いていると思っているか?
そもそもの前提として、コミュニティ運営は様々なタイプの方がやっていいものですし、それぞれの特性・強みを活かして運営していけばよいと思っています。(弱みを補ってくれる人と一緒にできると理想ではありますが・・・)
ただし、その中で自分が向いているなと感じているのは、
だと捉えています。
(1)と(2)は共通する部分もあるかもしれませんが、いわゆるぐいぐい引っ張っていくタイプではないからこそ、参加者側の主体性を引き出すことができているのかなと思います。
また自分自身、話すのが苦手で、コミュニケーションの輪に入れない経験もしているからこそ、そういう人がいた時には、孤立させずに話を振るということを自然にやっています。
中立性や公平性は難しさを感じることもありますが、常に地域や社会を見つめて、どういう人が場がなくて困っているのか?課題が生まれているのか?ということを考え続けていきたいと思っています。
2.何が続けているモチベーションになるのか?
10年以上コミュニティを続けているのが当たり前のようになっていますが、
客観的に見たら不思議ですよね(笑)
どんなところにやりがいを感じているかというと、
になります。
(1)は自分自身にとってはけっこう重要で、一生懸命営業して集めないといけなかったら続いてないでしょう。
自然と(と言ってももちろん仕掛けはありますが)、興味ある人が増えていて求められているということが自身の場合は必須だと思っています。
それに加えて、自身がやっているコミュニティは、異質な人が集うようになっていて、そういうスタンスのコミュニティはコミュニティ全体の中で見ても希少だと思うのでやりがいを感じています。
スポーツコミュニティであれば、一般的にはレベルや開催日時(曜日・時間)が限定されることによって、年代の近しい人で固まる傾向にありますが、自身の場合、志向や価値観で対象者を絞っていることで、年代や業種を超えた交流が生まれています。
また、今運営しているまちづくり・まち活かし会社ができたのも、スポーツコミュニティが一助になっていますし、つながりがよりオープンなものとなり、新たな価値や循環が生まれていくことが理想と考えています。
3.たいへんな部分、悩ましい部分は?
こちらについては、たいへんな部分や悩ましい部分があることがもはや当たり前と思うようになって、以前と比べてそこまで深く悩まなくなったかもしれません。
両極端の意見があがる(スポーツで言えばレベルが高いと感じる人とレベルが低いと感じる人の両極端いるなど)ことや、志向性の違いなどを実感することもありますが、完璧なコミュニティは存在しないと思っていて、悩みを放棄するわけでもなく、どのように向き合っていくかが大事なのかなと捉えています。
いずれにしても、以前よりクレーム的なものは格段に少なくなっているので、恵まれているなということは痛感しています。
そのあたりについては、こちらの内容も参考にしていただければと思います。
追伸1
この度、【地域密着型コミュニティづくりの実践法】というテーマで、電子書籍kindle版も出版しましたので、よろしければご覧ください。
追伸2
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