解決したい課題の本質的な部分は?
こんにちは。健康まちづくり事業プロデューサーの石井です。
私の略歴だったりやっていることは下記の通りです。
先日5月9日(火)に、オープンして4年以上が経ったYORIAI西川口でYORIAI会(まちづくりイベント)を開催しました!
自分自身が10年以上前に起業した当初からお世話になっている方や、その他にもコロナ前からYORIAIに関わっていただいている方など、合わせて10名以上の皆さんにご参加いただきました。
今回のYORIAI会は、コロナ明けのキックオフ的な位置づけでもあり、
前半は、これまでの取り組みをスライドで紹介し、現状の課題もシェアした後に、
後半は、参加者の皆さんとも意見交換をさせていただきました。
個人的に印象的だった2つの質問が、
・これまでの取り組みで一番まちづくり・まち活かしと感じられた事例は?
・解決したい課題は?
でした。
改めて考えるよい機会になったので、こちらでも2つの問いに対して考えたことをシェアしたいと思います。
これまでの取り組みで一番まち活かしと感じられた事例は?
⇒以前読んだ本にあった、「アクティビティが10以上集まってプレイスになる(複数のアクティビティが連なりプレイスとなる)、プレイスが10以上集まってエリアになる」というフレーズが今でも自身の頭にインプットされていますが、
拠点にアクティビティが増えて、多様な人が集まり、そこで新たな人と人のつながりが生まれるのがまち活かしの一歩目と実感しつつ、理想は、複数のプレイスがつながって連動したり回遊性が生まれることが、よりまち活かしなのではないかと考えています。
そういう点では、
・西川口中華やベトナムなどの一品料理を買いそろえてYORIAIで感謝祭などのパーティーを開催
・西川口のハロウィンイベントに参画して、多くの子供たちがお菓子をもらいにYORIAIに訪れる
・西川口のライブイベント開催時に、物販会場として使っていただいたり、出演者の懇親会場として使っていただく
というのが、よりまち活かしに近づいていると感じています。
こういった事例を増やすと共に、近隣の空き店舗などの改装に携わって、人が集まる魅力的な空間を増やして、複数のプレイスが有機的につながっていくことが理想の状態と捉えています。
解決したい課題は?
⇒個人として解決したい課題は、以前noteにもまとめました。
具体的に
・埼玉都民・新住民にベッドタウンへの愛着意識がない
・20~40代のスポーツ参加率が低い
・スポーツと医療のつながりが弱く、健康課題が重症化するまで見えにくい
・空き家が増えていく一方だったり、チェーン店ばかりで街の魅力が乏しい
といったことになります。
ただし、上記のような課題は、伝わりやすかったり共感を集めやすい一方で、本質ではないと思っています。
事業として成り立たせるのが難しいから手つかずになっていたり、社会的価値と経済的価値の両立の難しさがあるというのが根っこにあると感じています。
また最近読んだ本で、「人と人をつなぐことで9割くらいはうまくいく」というフレーズが印象的でしたが、スポーツコミュニティを運営していて感じるのが、あらゆる立場の人が少しずつ歩み寄り、寛容で包摂的であれば、だいたいのことはうまくいくし、課題も緩和されるのではということです。
そしてもう一つ読んだ本で、「人には『消費者的な人格』と『受贈者的な人格』の2つが備わっていて、ポイントカード他特典などで消費者的な人格を刺激しないように」というのも印象的でしたが、課題を緩和させる上で、消費者的な人格を刺激させない工夫もポイントになってくるのではと実感しています 😀
追伸1
この度、【地域密着型コミュニティづくりの実践法】というテーマで、電子書籍kindle版も出版しましたので、よろしければご覧ください。
追伸2
現在開催中の講座一覧です↓↓
競わない!差別化&ポジショニング戦略入門講座
Facebookグループ×コミュニティ運営入門講座 など
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?