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私を構成するもの

私の中に住んでいるもの。
ああ、いるなーと、たまに存在を感じていたもの。

それは、いくつかの漫画である。

一番古くは手塚治虫氏の、「火の鳥」と「ブッダ」
次に、宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」
である。

深く、私の中に根付いているように感じる。
漫画の影響力ってすごいなあ!私だけか?

火の鳥は、小学生の時に読んで、ものすごい衝撃を受けた。物語に入り込んで、現実に戻れなくなるかと思った。それも、幸せな物語ではなく、苦しい、物語だ。
もっと読みたかったのに、怖くなって本を閉じた。

火の鳥では、主人公だと思った人が、容赦なく、あっけなく死んでいく。逆にあっけなくない、苦しい、苦しい、永遠のような生も描かれる。
輪廻転生も沢山描かれており、私はミジンコの私とか、クジラの私、とか、何度も想像していた。

「生まれ変わったら、何になりたい?」とはよくある質問だが、私は人間以外の生き物になりたかった。クジラが第一候補。大きな海を、悠々と泳いでみたい。クジラに言わせたら、そんな呑気なもんじゃない!と怒られそうだけど。

少し前に、他の輪廻転生の本を読んだ。何と、人間は、人間にしか生まれ変わらないらしい!え?私はクジラにはなれないの!?びっくりした。
…まあ、本当の所は分からないけれど。
まあでも、どっちでもいいや、と最近の私は思う。人間も、悪くない。
…と書くと、迷いが出てくる…。いや、やっばり嫌かも…、どうしよう…。
私よ、悩んでも選べないから大丈夫だ。


ナウシカは、アニメより漫画が好きだ。漫画はアニメよりもっと先があって、そこが面白いのだ。
ちなみに私は、ナウシカとオーマの所が好きだ。とても怖い!けど、素敵なのだ。どう素敵なのか?それは、読んでのお楽しみです。


最近、実は宮沢賢治も居たことに気が付いた。うーん。宮沢賢治は、結構苦しそうで…。
私としては、水木しげるや、赤塚不二夫を定着させたいのだが…。
乞う、ご期待である!

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