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明日なにがあるかわからない。いや、今日でもおかしくない。
母の入院についての記録、
前回の記事が前編、
こちらが後編となります。
まずは、
記録していたものを
以下にそのままコピペしてみますね。
少し長いですよ。
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〈8/8〉病院へ
7日の入院を受け
翌日8日に家族として入院手続きを。
予定としては10日にコルセットを装着、
2週間程度様子をみて
徐々にリハビリをしていく方針。
よほど経過が芳しくない場合は
骨セメント手術も視野には入れておく。
食事は1、2口食べる程度なので
カロリー栄養剤と点滴で補助する。
念のために
骨粗鬆症についてこれまでの投薬で充分なのかを
検討するためにも骨密度などの検査をする。
こういった骨折は加齢とともにあることなので、
さほど心配することではないと。
〈8/22〉こちらから病院に電話
経過をたずねる。
コルセットは予定通り納品され10日から装着中。
痛みはいまも訴えており、
食事もあまり変わらず摂れていない。
〜 ここから急変 〜
〈8/24〉病院DRから電話
お腹の痛みを訴えるため検査したところ、
胆嚢炎が疑われるとの報告。
炎症を抑えるために
しばらく抗生剤で様子をみることに。
〈8/25〉病院DRから急きょ電話
抗生物質により、
お腹の痛みは和らぎ熱も下がっているものの、
血液検査をしたところ
腎臓の数値も悪く、酸素濃度も低い。
全身に敗血症の可能性が高い。
酸素を投与している。
予断を許さないが、
数日のうちにも命の危険がある可能性ありと。
年齢から急変することが多い。
いま病院は面会は禁止しているのだが、
希望するときにいつでもしてよいと許可。
なお、万が一の場合に
一般的な手当のほかに
延命措置をするかどうか等について
考えておいて欲しい。
〈8/26〉病院へ
・本人と面会
意識は比較的しっかりしていて対話は可能。
体力的には弱っている様子。
心拍はナースステーションで遠隔管理、
食事が摂れないため点滴管は常に接続。
酸素は喉に当てている。
・副院長より説明
(担当のDR休みのため)
菌血症ではあるが敗血症には至っていない。
胆嚢炎を乗り越えれば改善していくが、
急変はいつ起きるか予断は許さない。
尿カテーテルにて管理しているが、
尿量が少なく腎臓も弱っている。
血液検査は頻回、CRPほか炎症反応あり、
クレアチニン4.4ml/dL程度あり。
もしもの場合の延命治療
(心臓マッサージ、人工呼吸など)
について説明あり。
→延命が期待できない場合は、
積極的な延命治療をしないこと判断し、
「意思確認書」にサイン。
(撤回することはいつでも可能とのこと)
〈9/2〉病院へ
話しかけても起きず、
40分ほど滞在したが本人は眠ったまま。
苦しいのか、ときおり口をパクパクさせ
腕を振るわせる。
浮腫みあり。
・看護師さんと会話
普段は話しかけたり物音がすれば目が覚める。
起きている時は苦しいのか腕を動かしたりする。
視線は合わないようになっていて、
目が見えているのかはわからない。
今回ほど長く眠っている事はこれまで無い。
5日前から食事を摂っていない。
もう投薬もしておらず、
身体に入っているものは点滴500ml/日のみ。
血液検査もしていない。
尿は最大100mlまで、便はあり。
血行悪く、足先が紫色に。
今後も低体温になるようであれば、
温める対処をしてくれる、と。
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8/7の段階では
単に骨折治療で入院したものが、
8/24には胆嚢炎が確認され、
かねてからの腎臓の悪さとも合わさり
いつ何があってもおかしくないという状態に。
今日かもしれないし、
一ヶ月後かもしれない。
でも母ががんばってくれれば、
退院の可能性はゼロでは無いですもんね。
ここのところずっと、
母と自分のこれまでのことを思っては
後悔のような自責のような、
と同時に、
仕方のないことだったんだと
自分を納得させるような、
そんな時間を送っています。
書こうとしていた本当に残したいことは
実はまだ書けていなくて。
ここまでの2つの記事は、
いわば状況の整理です。
文字に出来たらまた
次の記事で書きたいと思います。