贅肉をそぎ落とす
マレーシアはコロナウイルスでのロックダウンが解除されレストランや、ショッピングモール、街に少しずつ活気が戻ってきました。
個人的にはこのロックダウン中に出費が減ったことは良かったことの一つになるのかなと思います。
普段から無駄遣いしている感覚はなったんですが、やはりロックダウン中に一日中家にいることしかできないとお金を使うようなことはなく、お金の減り方が全く違いました。もちろん必要な出費もありますが、それ以外に無意識的に不必要な部分にも使っていたことに気が付きました。
この不必要、無駄な部分、人の身体で言うと「贅肉」にあたるのかなと思っていて、これがサッカーでもあると思っています。
マレーシアは見栄えが良いプレーが評価されることも多々あり一人でドリブルで3-4人抜けるとよくピックアップされてinstagramとかFacebookにその時のプレー動画が上がっていたりします。自分のプレーがそういったところに載るのは素直にうれしいです。もちろんそれくらい抜けたら局面も変わるし、数的優位も作れて素晴らしいことではあります。
でも実は簡単にワンツーだったら今抜いた4人抜けたよね、逆サイドに展開できたらガラガラだったね、みたいなこともあります。おそらくこのほうがボールロストする確立も低く、かかる時間も短い。
と考えると前者は、プレーヤーとしては贅肉が多いなと思ってしまいます。
ワンタッチで、ボール離したらリズムもよいけど、1人かわしてからボールを離して全体が遅れてしまうような。もちろんタメを作ったとか味方のために時間を作ったとか、そんな意図があれば別です。
という感じで、できる限り贅肉をそぎ落としたプレーになるよう心掛けてやっています。その中で相手が嫌がるような、効果的なプレーを選択できるとサッカーはどんどん楽しくなるだろうなと。
一度サッカーを辞めて50歳くらいになってまたボールを蹴ってもそんな選手だったのであれば、おそらく歩きながらでもプレーできるんじゃないかと思います。逆に現役中は身体能力任せでゴリゴリやっていたとかだと、その歳では周りと何も変わらないみたいになってしまいそう。
50歳になってサッカーをするのかわからないですが楽しくサッカーやるためにはこれは必要な気がします。コロナ中に改めて感じたことでした。
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