【レポート】中国ペット市場って今どうなっているの?
你好!こんにちは!Yoren/游仁堂です。
本日(2024年12月2日)、「Yoren、中国ペットマーケットに特化した商品開発及びコンサル支援を開始」というプレスリリースを発表しました。
中国では少子高齢化が進む中、若者を中心にペットを飼育する人が増えており。ペット市場は3000億元(約6兆円、1元=約20円)の規模となり、犬猫の合計頭数は堅調に伸びています。それに伴い、ペットフード・ペット向け病院・生活消費財における新商品をはじめ、ペットと共にある新しいライフスタイルが続々と生まれています。
今回はこのプレスリリースを出した前提となっている「中国の空前のペットブーム」について、マーケットの状況をご紹介したいと思います。
中国のペット市場規模
市場希望は前述の通り2024年の予測で3000億元(約6兆円、1元約20円)となり、その規模は引き続き成長を続けています。参考までに日本のペット市場規模は2023年1兆8,629億円(出典:矢野経済研究所)ですので、3倍以上の規模となります。
犬の頭数は2021年に微減した後、安定した頭数を維持。一方で猫の頭数は引き続き増加しています。
飼育にかかる支出を犬猫別で確認をすると、犬の方が猫よりも約50%高いという結果に。毎日のお散歩に必要なグッズ、トリミング代などが追加で必要なため、このような結果となっています。
どんな商材が売れているの?
カテゴリー別で見ると、ペットフード/ペット用品/医療がトップ3を占めています。犬猫の比較をブレイクダウンしてみると、相対的に猫は診療の支出が高く、犬は薬品やトリミング代が高くなっており、一頭あたりの飼育コストも、犬の方が高いという結果に。
ペットを飼育している消費者は誰なのか
日本と同様に少子高齢化社会の中国なので、子供が自立して時間ができた高齢者か?と思いきや、90年代以降に生まれた20代から30代前半の若者が一番のボリュームゾーンとなっています。
ペット―キーパーの情報収集チャネルは?
一般的な中国の若者の情報収集方法と同様にSNSでの情報収集が主流となっています。ペットの飼育に関する知識、ペットに関するエンタメなど実用的なコンテンツが好まれているようです。
これからどうなる中国ペット市場?!
ペット市場が大きく成長していくにつれて、以下のようなことが起こるとYorenでは考えています。
低価格帯ペット商品と高価格帯ペット商品の成長
シニアペットマーケットの伸長
ペットと共にある新しいライフスタイルの誕生
Yorenのブランドセンターは、中国発の新鋭D2Cペットブランドにて、初期創業メンバーとしてジョインをし、発売から4年目で天猫(中国ECプラットフォーム)での売り上げをTOP4まで成長させたメンバーが設立をしました。
中国ペット市場における深い理解・ノウハウを活用し、上記に掲げたような「中国ペット市場におけるネクストヒット」をパートナーの皆さまと創っていきます。
ご興味ある方はこちらから是非お問合せください!
それでは次回の更新をお楽しみに!再见(zàijiàn)!
The cover photo by Bharathi Kannan from Unsplash