本当にくだらない
与野党ともに次のリーダーを決める時期が近づいているが、顔ぶれを見ていると本当に関心がもてない。
小泉、河野、枝野、高市、野田、茂木…。だから何って感じ。
考え方が既存の政治的なシステムにのっとっているだけで、内向き。この国をどうしていくのかという大きな視点が感じられないし、そもそも政治家としてどうあるべきなのかという自覚があるのだろうか。それには右とか左とか関係ない。ある偏った認識に囚われてその主張ばかり繰り返していて、それが本当に日本という国のためになるのだろうか。ただただ劣化を加速させる片棒をかついでいるようにしか見えない。
ふと憲法12条を思い出した。
(憲法12条)
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない
逆説的な読み方をすると、不断の努力がなければ自由や権利は保持されないのである。
不断の努力をしている人ももちろんいるだろうが、自分のことしか考えない、一時の快楽に溺れるような行動ばかりで、どんどん社会が劣化しているような気がする。
政治家は劣化しているのは言うまでもない。しかし、私たち自身が不断の努力をしていない結果、あのような政治家たちを生み出していると言えると思う。
今の政治家には何の期待もできないが、ただ政治家を否定するのではなく、まずは自分自身の足元から見つめ直し、自分自身の在り方についてしっかり考えてみることが大切ではないか。そのことしか日本社会をよくしていく術はないように思う。