米米仙台サンプラザ
今日でツアー終了ですね。
以下、7月17日の帰りに書いていたものに追記したものになります。
7月17日。
現在仙台サンプラザの帰りで新幹線の中です。
正真正銘放心状態です。
完全に裏切られました。「裏切りの米米」健在でした。
①「米米FUNK」
基本的に所謂「米米POPS」よりだと思うのですが、
後半の畳み掛けにはやられました。
意表をつかれた「CO-CONGA」で個人的に頭のスイッチが吹き飛び、「oh」で中押し、「リンダ」でダメ押し、「shake hip」でサヨナラでした。
あの構成はヤバすぎです。
考えたのBONですか?
自分でもあんなにFUNK系に自分の体が反応するとは思っていませんでした…
この次ライブがあるとしたら完全にFUNK待ちです。
② ついていけません
いろいろなコーナーがありました。
よかったと思います。
でも、半分以上ついていけませんでした(笑)
でもその「ついていけない感」がすごく楽しかったです。
米米ってもともと理解されるためにやってるグループじゃない。
美奈子ちゃんも、マー坊も、けんかなも振り切っていてすごくよかったです。
「ついていかない」自由がある米米最高でした。
③ コンセプチュアル
今回のツアーは最初タイトルがなく心配でした。
ただ結果としてコンセプチュアルなライブだったと思います。
哲学的な部分まではわかりませんが、少なくとも楽曲の構成については、コンセプチュアルであろうとする意識を感じました。
「アニマル」というキーワードに落とし込む楽曲の選択が多かったと思います。
それから「おせきはん」や「おかわり」は既存の楽曲を活かす構成だったと思いますが、今回は初めて聞く曲の割合が少しだけ高かったように思います。
個人的にはちょっと昔の米米の匂いがしました。
昔と全く同じではありませんが、今の時代における新しいかたちの米米であると感じました。
④ おまけ
小野ちゃん途中で出てきたけど、特に何も歌わず1回帰りましたよね?
個人的にはあの場面がかなりツボでした。
⑤ まとめ
「おかわり」のときは、遠慮しながら見てちょっと不完全燃焼だったので、今回は「好きなように観る!」と決めてました。聞きたければ座る、立ちたい曲は立つ。今回は後悔ありません。右隣のお姉さんもかなり年季の入った感じで、叫んだり踊ったりしていましたが、タイミングが必ずしも自分と一致しなかったのが面白かったです(笑)。
米米の全盛って80年代だと思いますが、今の米米は米米ですごいとライブに参加して思いました。まずはバンドとしての演奏力。すごく音が厚い。バンドとして現在進行形だと感じました。
それからやっぱりライブの構成。これだけ楽しめるライブは唯一無二だと思います。スリーパターンメニュー時代は学生でしたが、その時代にライブに行ってたら楽しすぎて耐えられなかったと思う。もちろん現在でも最高に楽しめるバンドだと再確認しました。
⑥ おまけのおまけ
何かのtweetで「今度はいつになるかわからない」と見たような…。
今回のライブが最高だっただけに、正直な気持ちとしては自分は耐えられません。
でも、冷静に考えてみると今年で64歳。そう考えると本当にそれぞれがやりたい道に専念しても文句は言えないと思う。
昨日たまたま「マエノマツリ」「アトノマツリ」のDVDを見ていましたが、2006 年までは米米の再結成なんて考えられなかった。それを考えると、今こうしてライブを観れただけで幸せなんだと思います。
もちろん公式なアナウンスがあったわけではないので、全然わかりませんが、できれば自分もまたライブに参加したいし、あの素晴らしいライブをもっともっとたくさんの人に体験してほしいです。
そういえば、仙台では人生の初ライブが米米だという高校生が来ていました。近くで話を聞いていてすごく微笑ましく感じていました。
ま、「やりたいときにやる」のが米米らしいか。「ボーナスショータイム」だと思って気長に待ちますか。でも、「遊びたい」な…。なかなかあんな上質な遊びないよ。
とりあえずお金は貯めておこうっと。
とにかく!! 今回のライブ最高に楽しかった!!
押米