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Ubie Accelerator 2023年ハイライト~事業基盤における攻めと守りの一年~

みなさんこんにちは。
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、医療プラットフォームを提供しているUbie株式会社のyoppyです。
この記事は #Ubieアドベントカレンダー16日目にエントリーしています。
2023年ももうすぐ終わりということで私の所属する組織における一年を振り返ってみたいと思います。

はじめに

 私事ですがユビーに入社してちょうど丸2年が経ちました。入社以来は常に激動な環境でありながらも、しっかりとみんなで事業成長にコミットできたかなと、まだまだ道半ばながら充実した日々を送っています。
 現在はUbie Accelerator、いわゆる全社を横断して事業成長を加速させるための組織に所属しています。Ubie Acceleratorには様々な機能・役割がありますが、その中の事業基盤グループ(ブランド、ビジネスプロセス、リスクマネジメント、パートナーシップ / アライアンス、ファイナンシャルストラテジー)を担当しています。

<組織構成図>※図の右下が現在の所属組織

ユビーとは?

 月間利用者数700万人を超える生活者向けの症状検索エンジン「ユビー」をはじめ導入医療機関数が1500を超える医療機関向けの「ユビーメディカルナビ」の2つのプロダクトと製薬企業向けソリューションを提供するスタートアップです。

事業基盤として攻守ともにアップデートし続けた一年

さて、それでは本題です。事業基盤と言っても中身はユビー独特の構成となっていて攻めと守りの機能が融合しています。それぞれがこの一年間で勝ち取ってきた成果の一部をここで共有します。
あえて一言で表現するならば「めちゃくちゃ攻めて、守るべきとこ超守ったね」といった一年でした。

攻めの一年

まず最初に事業基盤における攻めの部分のご紹介です。目指すものによって事業基盤グループ内でも攻守のバランスは変動しますが、今回の成果に向けては2つのチームが担ってくれました。

  • パートナーシップ / アライアンスチーム

    • 社外ステークホルダーとの資本提携、業務提携、サービス連携等を推進

  • ブランドコミュニケーションチーム

    • コーポレート、プロダクト、採用などユビーのブランド価値向上に向けた企画・推進

これらのチームからは大きく2つのトピックスをお伝えしたいと思います。

  1. GoogleのAndroid のプラットフォーム「ヘルスコネクト」に日本国内のローンチパートナーとして連携

  2. Ubie Pharma Summit 2023の開催

 1つ目は、Googleさまとのサービス連携に関連するものです。
 具体的にはAndroid のプラットフォーム「ヘルスコネクト」にて、血糖値などのデータを連携すると、生活者向けサービス症状検索エンジン「ユビー」での症状に関する質問の精度が向上し、より適切な受診行動につながりやすくなるというものです。
今後は、ユーザー同意のもと、他のアプリからバイタルデータを取得した上で症状検索を実施すると、連携医療機関へ症状検索結果と併せて取得したデータを送信することを検討しています。
これにより医療機関は、定量的データを含めたより多くの情報を得た上で診療にのぞむことができるようになります。
 私たちのサービスはすでに月間の利用者数が700万人を超えておりますが、今回の連携によってさらに適切な医療に案内するための精度が強化されました。ぜひご期待ください!


 またGoogleさまとの取組み詳細はパートナーシップ / アライアンスチームのshinのnoteにて詳細記載されていますのでぜひご一読ください!


 2つ目は国内最大級の製薬業界カンファレンスである「Ubie Pharma Summit 2023」です。
第二回目の開催となりますが、前回よりも大幅にアップグレードし来場者500名規模・総勢16名のゲストが製薬業界の未来を語る場となりました。


 Patient Centricity(患者中心の医療)を目指した業界全体でのデジタル活用やオープンイノベーションについての講演・パネルディスカッションも大盛況でした。アンケートにおいても「次回開催時にもぜひ参加したい」と回答する方が9割以上(※)と早くも次回開催に向けても大きな期待をいただいています。


※*Ubie Pharma Summit 2023 Summer来場者へのアンケート(n=145)


また下記は追加でお伝えさせていただきたいのですが、症状検索エンジン「ユビー」がサービスリリースして3周年経ちました。ユビーのこれまでの歩みがまとめられていますのでぜひご覧ください。


守りの一年

さて、次に守りの部分のご紹介です。具体的には3つのチームが担ってくれています。

  • リスクマネジメントチーム

    • 全社的なリスクを排除、あるいは適切にマネジメントを行います

    • Legal , Info sec , CETなど専門性の高い職種のmemberが所属

  • ビジネスプロセスチーム

    • 事業領域・フェーズに合わせたビジネスプロセスの構築

  • ファイナンシャル・ストラテジーチーム

    • 事業計画の策定・予実管理やFinanceの執行

これらのチームからは大きく3つのトピックスをお伝えしたいと思います。

  1. 一般的なリスク排除から全社・事業ロードマップに合わせたUbieらしいリスクマネジメントへ

  2. Scalableな組織・体制構築を行い、プロセスを最適化した

  3. 管理会計・財務会計の連携が圧倒的に強化

 まず1つ目は守りの要であるリスクマネジメントチームです。
 このチームでは日々、全社的に影響のあるリスクの整理、排除、マネジメントを行ってますが、この一年の大きな変化は全社的なリスクマネジメント体制を構築を出来たことと、事業成長に合わせて可能な限り柔軟な対応を行えるようになってきたことです。体制構築により事業部最適から全社最適が取りやすくなったり、一般的なリスク対処のみならず事業の成長速度を落とさずにリスクマネジメントプロセスを設計するなどまさにFull Throttle but Safeを体現してくれました。

 2つ目はビジネスプロセスチームです。
 このチームの大きなWinとしては「スケーラビリティの獲得」というモメンタムを作って全社に実装したことです。事業が急成長する中で事業間をつなぐプロセスが個別最適になっていて全体を見通すと大きく生産性を毀損していました。このまま成長を続けると様々な歪みを生んで負債になる、すなわちどこかが壊れてしまう・・・という状況をいち早く察知しモメンタム形成から体制構築、一気に課題解決に向かってくれました。モンメンタムも一時的ではなく「スケーラブルな組織や事業とは?」と言う観点で議論されてる場が多くなり完全に組織に定着したことも素晴らしい成果と言えます。

 最後にファイナンシャル・ストラテジーチームです。
 このチームは今年の一年において事業計画策定と予実管理の仕組みを圧倒的にアップデートしてくれました。単に事業計画を作るとなってもユビーはシンプルな事業部制を引いてはいないので事業計画や予実を扱う時にプラットフォームビジネスとしてのある種の複雑性を孕んでいました。事業部でバシッと切ればよいのでは?と思う方もいるかも知れませんが、事業成長の速度や創発性・生産性を担保するためには現状の形態を維持しながら検討を進める必要がありました。
 これらを踏まえ今の事業にFITする形で事業計画と予実管理の仕組み・体制が整ったことはこの一年で生み出された大きな成果と言えます。


 この一年を振り返った時にとても嬉しかったことがもう一つありましたのでご紹介させてください。
それは「Google Play ベスト オブ 2023 優れた AI 部門で大賞を受賞」したことです!
 受賞時はGoogle play かつAIの部門での受賞ということで全社員が喜びに包まれた瞬間であったと同時に、これからも良いプロダクトづくりにコミットしなければと身が引き締まりました。


次年度に向けて

 私達のグループ・チームはアクセラレーターの文字通り事業成長を加速させる機能として存在し、役割を充分に発揮しなければなりません。
 そのためには一般的に会社として必要とされるものは実装しつつ、事業成長、戦略に合わせて柔軟に施策を打ち、それを実行できる体制構築を行っていく必要があります。
 ユビーらしさというと抽象的ですが、Giant Leapを生み出すための基盤づくりにチャレンジし続けたいと思います!

おわりに

 来年も我々Ubieは、テクノロジーを使って適切な医療への案内を提供し続けます。一足早いですが、皆さん良いお年をお迎えください。ありがとうございました。

 Ubieでは一緒に働きたいメンバーをまだまだ募集しています!


 興味を持っていただけた方はカジュアル面談もご用意しています。お気軽
にご登録お待ちしています!



【提供するサービス一覧】
▽生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」
日本版:https://ubie.app/
US版:https://ubiehealth.com
▽医療機関向け「ユビーメディカルナビ」https://intro.dr-ubie.com/


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