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メルペイからUbieに転職した話

 はじめまして、yoppy (Yoshihiro Iwasa)です。
2021年12月にUbie株式会社のBiz Devとして入社しました。周りの方々から「なんでUbieに転職したの?」とよく聞かれるので、入社エントリーを書いてみました。

 この記事では転職までの経緯と実際入社してみてどうなの?的なことをまとめてみましたので、Ubieについて知りたい方やチャレンジングな環境に興味のある方のご参考になればと思います!

# ざっくりこんなことが書いてあります

  • 2021年12月にUbieに入社するまでのキャリアと考え方

  • なんでUbieに転職したのか

  • 入社して1ヶ月。超充実してます(みんなおいでよ!!)

# 自己紹介

まずは簡単にこれまでのキャリアについてご紹介します。


<経歴>

  • 1社目:新卒でリクルートに入社(約12年)

    • 既存事業の営業、新規事業立上げを経験。GMとしてマネジメント業にも従事

    • 副業で起業し黒字化後に事業を売却

  • 2社目:メルペイに入社(約4年)

    • 事業開発として様々なPJに従事

      • 地方自治体との協定締結、総務省・経産省関連のPJ推進

      • 子会社設立、各種アライアンス、PMI、ソウゾウ事業、NFT事業とかとか。

        • メルカリ、メルペイ、メルペイコネクト、ソウゾウ、メルコイン社と関わってました

  • 3社目:Ubie Discovery(Biz Dev)に入社

    • Ubieは大きく3つの組織に分かれていて、そのうちのプロダクト&事業開発を担う組織に所属(下記図参照)

  • その他:一児(4歳)の父(溺愛中)

# キャリアに関する考え方 〜Ubieに入社するまで〜

 Ubieへの転職までにこれまでやってきたこと、どんな感じでキャリアを選択してきたかを簡単にお伝えさせていただきます。

 新卒でリクルートに入社し既存事業(メディア事業の広告営業)や社内転職制度を活用して新規事業(EC事業の営業・商品企画・渉外)で様々経験をさせていただきました。また副業で起業&事業売却もしていたのでそれなりのカオスやたくさんの学び、やりがいを感じてはいました。

 ただ長く在籍していたこともあってか、やりたいことはわりと実現したという感覚もあり「リクルートでは解決しにくいことを解決したい」という想いがだんだん強くなっていったんですよね。

 そこで自分と向き合った結果、原体験から「身近な人が大病を患うことを未然に防ぎたい」というWILLに到達しました。

 これまで私の周りでも大病を患った方、それによって若くして亡くなられた方、今も闘病中の方がおられます。当時、その知らせを聞いた時には当然ながらどうすることも出来なかったのですが、大病の数ヶ月前には何らかの兆候が出ていて早期発見の可能性があったことなどを後から知ることも多々ありました。

 本人からは周囲に相談しにくかった、または本人も気づかない(問題ないと判断してしまう)ことから、早期発見が遅れてしまったと言う話も聞き、本当にやりきれない思いになりました。 

 かくしてWillの実現のためにヘルステック企業を中心に転職活動をしていたのですが、ヘルスケアとは無関係なメルペイに入社しました。(何で?)  
理由としては明確で、Willの実現のために必要な経験を積める会社だったからです。

 当時もヘルスケア業界では様々なプロダクトがありましたが、「大病を未然に防ぐ」というものは多くはありませんでした。また実際にそれらが多くの人に利用されているか(身近な人が頻繁に利用しているか)というところもまだまだな状況ではあったと感じていました。

 このような状況から「誰もが使いたくなるプロダクトをゼロから創る」「それらを世の中に正しく浸透させる」ということにチャレンジできる会社はないかなーと考えていた矢先にメルペイと出会いました。

 当時会社として設立したばかり(所属チームは3人)でプロダクトもローンチ前というまさにゼロべースから事業を立ち上げなければならない状況。またキャッシュレス業界でも最後発のサービスという位置付けでした。

 このような事業フェーズに身を置くことで「ゼロから生み出すこと」「サービスを浸透させること」について経験を積めると考え、ヘルスケア業界とは無縁のメルペイにJoinしました。

# なんでUbieに転職したの?

 メルペイではありがたいことに様々なプロジェクトに関わることができました。その中で他の事業会社やメルカリとも密に連携しながら業務を推進する機会にも恵まれ、濃密な時間を過ごしていました。

 また、メルペイ(メルカリ)って本当に働きやすいんですよね。やりがいのある仕事と優秀なメンバーも多くて刺激もある、各種制度やカルチャー(バリュー、D&I、透明性、心理的安全性)醸成など働きやすさの追求も半端じゃなかったです。

またUbieにjoinする直前には興味のあるブロックチェーン関連の事業にも携わり心機一転、新しいチャレンジも行っていました。

では、そんな恵まれた環境からなぜいまUbieに転職したのか。

<そもそもUbieとは何?>
Ubieはまだ創業して約4年。「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げるヘルステックスタートアップです。プロダクトはtoB「ユビーAI問診」とtoC「ユビーAI受診相談(MAU500万人突破)」を提供しています。

※2023年3月追記
ユビーAI受診相談は症状検索エンジン「ユビー」に名称変更しUS版 もリリースされました。

<Ubieに転職した理由>

一言で言うと、ドンピシャの会社に出会ってしまったから。

  1. 自分のWillを(直接的に)実現できる会社と思った

  2. 同じWillを持ったメンバーがいた

<自分のWillを(直接的に)実現できる会社>

 Ubieは知人の紹介で初めて知ったのですが、事業内容を知れば知るほど自分のWillが実現できるのではと思ったのと、ミッション達成を支えるカルチャーや組織構造が非常にユニークで率直に面白そうだなと感じたんですよね。(詳細は後述の「Ubieの魅力とは」にて)


 昔は救えなかった命がUbieのプロダクトによって救えるかもしれない、そしてそれらに直接的に関われる機会があることが入社動機として非常に大きかったです。

 また入社前に丁寧に事業戦略やそれを支えるカルチャー、組織等もインプットいただけたことで、これらミッションの実現に向けたHowの解像度も上がっていきました。

 ※Ubieの事業説明資料の冒頭にある起業StoryとMissionが私のWillそのものだった

参照:Ubie Discovery 採用資料(公開版)


<同じWillを持ったメンバーがいる> 

 起業StoryにあるようにUbie代表の阿部や他のメンバーも同様の経験からUbieに入社したということも、この会社で働きたくなった理由のひとつです。仕事において「何を、どうやるか」ということも大事ですが「誰とやるか」ということも同じくらい重要だと考えているので、Willにおいて共感の接点が持てたことは大きかったです。

 また、ここで書くのはどうかと思いながらも書くのですが、Ubieの採用選考を受けている時期に若くして病気で亡くなった方が身近におりまして。何と言うかその、これ以上はもう嫌だなと率直に感じたのですよね。この話も事前にさせていただき「一緒に解決できるプロダクトを創ろう」と言ってくれたことで全力でコミットしたいなと思うようになりました。

<代表の阿部も同じ想いを持って起業していた>

# Ubieの魅力とは

メンバーによってピックアップする内容は違うと思いますが、個人的には大きく4つあると考えています。

  1. わたしたちだけが知る事実が明確にある

  2. カルチャーが洗練されていて形骸化していない

  3. 独創的な組織作りで全員で事業成長にコミットできる

  4. 優秀な人財が多い

①わたしたちだけが知る事実が明確にある

  • 企業にとって最も重要な要素の一つ「我々だけがその価値に気づいていること」がある

    • それらが明確に今後の事業戦略上に生かされている

    • よって「人々を適切な医療に案内する体験」が創出され続ける

      • その中で「大病を未然に防いだ体験」も創出できる(Willの実現)

  • 問診エンジンを核とした事業機会が豊富にある

    • 利用者が増えるとデータの精度が上がる仕組み。問診エンジンの精度や独自のデータから様々な事業機会を創出できる

    • これらを活用した事業創出機会が相当ある。そしてそれらの機会は独自のデータを持つわたしたちしか創れないものも

②カルチャーが洗練されていて形骸化していない

  • 特に3つのバリューが好き(詳細は下記リンクより)

  • カルチャーが形骸化していない例としてlaunch & launch「ロンロン」は一般的には許容されにくい(人は失敗を嫌う)ものだが、Ubieでは違う

    • Ubieではこれらの行動はガチで賞賛される文化があるので新たな取り組みが生まれやすい

    • よって、高速で仮説検証できるので結果的に事業成長スピードが早まる

③独創的な組織作りで全員で事業成長にコミットできる

 Ubieに入社する際に特に驚いたのが下記2つ。よく考えられて設計されているということもありつつ、ちゃんと組織全体としてワークしていることがすごい。

1_ホラクラシー型組織

  • Ubie Discovery(一部職種を除く)ではホラクラシー型組織を採用している

  • ざっくりこんな感じ

    • 個人ではなくサークル・ロール・プロセスに対する権限移譲

      • 合議制や承認リレーではなくそれぞれのサークルでガシガシ意思決定できる

    • 管理者ではなく、法律(憲法)に則ってチーム運営を行う

      • 属人的な基準を排除

    • 組織構造は有機的に変更

      • 新しいサークルが出来たり、消えたりは日常茶飯事

      • 自分はいつでもサークルから抜けられる、また入りたいサークルにいつでも参加できる

2_評価制度なし&会社成長連動報酬

  • ざっくりこんな感じ

    • 個人評価はしない。評価制度もない

    • 等級や役職がない

    • 金銭的報酬は、全社の事業進捗と連動

  • メリット

    • 事業へ集中できる

      • 個人業務への最適化を辞め、全社成長に目が向く

    • 評価に関する膨大なコスト(心理的、時間的)を削減できる

      • 政治、期待値調整、査定会議、1on1など

    • 組織全体の心理的安全性を保つのに大きく寄与

      • 「失敗したらどうしよう」と評価を気にしてブレーキをかけなくなる

      • アホな質問して評価が下がるということもない(これ助かるw)

④優秀な人財が多い

 前述した同じWillをもつメンバーがいる時点で「ええやん」となっているわけですが、他にも様々なバックグラウンドをもつメンバーが集まっていて、当然ながらそれぞれの強みを生かしながら圧倒的なパフォーマンスを出しています。

 Ubieで活躍できる明確な採用基準を運用/ 維持しているということもあり、熱量もあるわ、やり切るわ、カルチャー・バリューも体現しているわで、もう凄い。

# 今、やってること。感じていること

現在は医療機関向けの事業開発として、クリニック向けサービスの提供価値最大化やインサイドセールス組織の立上げ推進、組織開発、セキュリティ関連施策や地域連携推進等、まだ入社1ヶ月ですが様々な取組みを行っています。

 Ubieでは担当領域なんて関係なく、必要なことは基本的に何でもやってOKなので個人的に課題感をもっていることもガシガシ推進できます。これは自分にとってもものすごく快適で事業にとっても課題が放置されにくい構造になっているのかなと思ってます。

  またこれまでの会社と組織構造や制度は多少、というかだいぶ違いますがやってみれば案外慣れも早く、なんとかなるもんだなと感じています。(細かい運用部分はまだまだできていないこともありますがw)

 さらに医療業界も初めてなのですが、他業界からでも活かされる知見や施策が多くあるというのが周りを見ていて感じた率直な印象です。なのでアンラーンするところはしつつ、横展開できそうな部分はどんどん実行するということで事業成長に貢献していきたいなと思っています。


 いろいろ書きましたが、目の前の仕事が自分のWillに直接的につながっているという感覚はちょっと過去の仕事では味わえなかったなと思っていて、その部分においては控えめに言って最高です!

#最後に:We are hiring!!

 ここまで読んでいただきありがとうございました!Ubieという会社を少しでも知っていただき、興味を持っていただけたなら幸いです。
 そしてUbieでは現在様々なポジションで絶賛採用募集中です!!

 もう少しいろんな話聞きたいなと思った方、ぜひカジュアルにお話することも可能なので下記リンクよりご連絡ください!


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