見出し画像

感情をコントロールするには? ビジョンに向き合うことで気づいた反省と解決のヒント

2020年は、人生で1番反省する出来事があった。

こんな未熟な自分をさらけ出すのは恥ずかしいけど……ありのままの自分を残しておきたい。仕事で感情をコントロールできなくて私と同じように悩んでいる人どのくらいいるかな。。

🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️


素直なのはいいこと? 感情のコントロールなんて無理


私はよく人から「素直だね」と言われる。
素直で感心されることも多いが、良いことも悪いことも感情や反応がすぐに表に出てしまう。だから衝動的にカッとなることもある。

恥ずかしながら、感情がコントロールできなくてチームメンバーとこれまで何度もぶつかった。自分のせいだとわかっていたから、「私がいないほうがスムーズにプロジェクトが進むんじゃないか?」、「みんなもそう思っているのかも。。」と何か起きる度に疑心暗鬼になって落ち込んだ。

私が意見を主張するのは物事をよりいい方向にしたいから。それなのに、なんでうまくいかないんだろう…。
毎回会社の評価で感情的になることについて書かれている。自分の短所は分かってるけど、人間はそう簡単に変わるのは難しいし、感情をコントロールするなんて無理難題じゃない!?

そしてとあるイベントの準備期間、やることが多すぎてキャパオーバー寸前になりながらも、6curryにとって大事なイベントだったから絶対いいものにしたいと奮闘していた。でも、プロジェクトの進め方や物事への見方の解像度、クオリティに対する考え方が違うことに対して常にイライラしていた。キャパオーバー寸前で精神的にも肉体的にも余裕がなかったのもあるが、ぶつかって、もうダメかもしれない…と思っていた。

ビジョンから見えた解決の鍵


私の所属するビジョニングカンパニーのNEWPEACEは、何よりもビジョンを大事にする会社だ。
プロジェクト単位だけでなく社員全員が個人のビジョンを持っている。半年に1回内容を見直し、個人のビジョンから仕事での半期目標やミッション・コミットメントまで落とし込む。

-------

そのとあるイベントが終わった後、イベントが無事終了した安堵で冷静になった私は、大事なことを見落としていたことに気づいた。

私のビジョンは「自分も、みんなも、ひとりでも多くの人が楽しく・わくわく生きる世界をつくる」。自分がわくわくして、わくわくするものを作り続ける。まずは6curryという小さな世界から、大きな世界にわくわくを伝播させたいと思っている。

あれ、「わくわく」「楽しい」を大事にしているのに、みんなが楽しくわくわくできてないと意味がなくない…?

私の仕事は、ブランド・イベント体験など、提供するすべてのサービスをよりいい方向にするためにデザイン視点でアプローチすること。
そして他のメンバーにはそれぞれ別の役割がある。

みんなそれぞれ、過去の経験やバックボーンからなる考え方・役割があるのに、なぜかみんなが私と同じように物事を見て同じように考えているものだと勘違いしていた…。自分と他者が同じなんてそんなわけないのに、、、本当に恥ずかしい。考え方が違うことにイライラして、個人の意見を押し付けていがみ合っても何も生まれないじゃん…。ただただもったいない。私が間違ってた…。

人によって違うところでそれぞれの強みがあり、物事に対する見方も解像度も違う。強みや役割を生かして仕事をするために、私たちはチームでいるんだ。私は「私」ではなく、「ブランドデザイナー」として得意なところは活かせばいいし、苦手なところはそれぞれが補ってもらえばいい。


それに気づいた時、脳みそに衝撃が走った感覚になった🧠⚡
イライラしてぶつからず、みんながわくわくしたポジティブな気持ちで解決できるように動いた方が絶対にいい。それができてこそ一流だ。


ブランドデザイナーならどうすべき?


大事なのは、自分の人格と仕事の人格を分けること。
感情をコントロールしたり、人格を分けたりなど、社会人なら当たり前にできるのかもしれないが、私にはこれがずっとできなかった。

仕事の中でもらうフィードバックは、自分の人格に対してだと捉えるよりも仕事の人格だと捉える方が良いとよく言うが、フィードバックだけでなく何かを考えるときもきっとそうだ。自分なら…ではなく仕事の人格である「ブランドデザイナー」なら?と捉えた方が良いと思う。

この出来事がきっかけで、「ブランドデザイナーとして、こんな時どうすべき?」と、少しずつ自分中心の考え方から俯瞰して考えられるようになった。


チームの信頼と結束


感情をコントロールすることについてとは別に、もう一つよかったことがある。

ブランドプロデューサーのもりゆかが、6curryチームにアジャイル型開発の手法を導入してくれたことにより、プロジェクトの進め方・チームの動き方が大幅に改善し働き方改革が実現した。
アジャイル型開発は、2週間を1つの区切りとしてその2週間でユーザー(6curryでいうメンバー)のために価値を生み出す。みんなで一緒に1つの価値をつくるために取り組むから、もし達成できなかったら個人の責任ではなくチームみんなの責任。これにより、以前と比べてお互いがそれぞれの役割を意識して協力できるようになったし、無理なスケジュールでも精神を削りながらなんとか頑張って終わらせるなんてことがなくなった。

結果、感情のコントロールを意識できるようになっただけでなく、チームメンバーを心の底から信頼できるようになった。「信頼」って、信じよう!とただ思ってもなかなか難しいのだ。信じて任せる、それができると以前より格段に仕事がしやすくなったし、結束が強くなったのを感じる。最高のチームだと心から言える。

6curryボードメンバーのもりゆか、あやちゃん一平ちゃんには、本当に感謝している。感情でぶつかることが多かったのに、これまでずっとチームメイトとして一緒にいてくれてありがとう。たくさん迷惑かけてごめんね。


6年前の占いの答え

「2020年は、あなたにとって直近12年で1番運勢のいい年になります。」

6年前、渋谷のパパという占い師さんにそう言われ、当時占いにドハマリしていた私は他の占い色々見ても2020年はいい年になりそう…これは絶対そうだ!信じ続けてずっと楽しみにしていた年だった。

そしておととい、そんな2020年が終わった。

去年は年明けすぐに両家顔合わせをして、令和2年2月22日に入籍。最高の年の幕開けだった。その後すぐコロナで生活が変わってしまって外を気軽に出歩けなくなり、結婚式も延期することになって、こんなの全然最高の年じゃない;;と悲しんだりもしたけれど。

1年を振り返って仕事をまとめてみると、本業も副業もやってみたかった仕事がたくさんできた。仕事の中でたくさん反省して、素晴らしい仕事のパートナーたちから学びを得て、ぐんと成長した1年だった。

何人かから「YOPPY変わったよね」と言われたからきっとそうだと信じたい。プライベートでも、念願だった家を購入したり(2月に引越し!)と、人生の節目と言える年になったと思う。

👇2020年の仕事まとめ記事も見てもらえると嬉しいな🌷

2021年は、石井ゆかりさんの占いによると私は「冒険と学びの年」らしい。今年もたくさんわくわくする冒険をして、たくさん学びを得たいと思います。

2020年学びnote

photo by むっしゅ




いいなと思ったら応援しよう!