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歯車の塔の探空士/竜宮への招待状

ラキラビさんGMで歯車の塔の探空士「竜宮への招待状」
無事ミッション達成してヴィクトリアシティに帰還しました。我らがスカイキャッスル号はほぼ無傷でした。

空の彼方に広がる風景。それは探空士でなくては見ることも叶わない、ある種の幻影です。
色鮮やかな石造りの巨大な密林。
雷鳴轟く雲海と、そこに浮かぶ燃え尽きることのない炎の海。
大空を舞う幾千万の銀色に煌めく鳥の群れ。
そして、烏賊。

烏賊。

烏賊?

えーっと、烏賊ですか?

まあそんな感じで(どんな?)、浮遊生物研究所のタディ所長の依頼で我々探検隊はアマゾンの密林の奥地に、烏賊を求めて旅立ったのでありました。

そんなスカイキャッスル号の乗組員は。

キャプテン・ロック(アンティークの操舵手、ユウさん)
見かけは24〜25才の年齢不詳のおっさん。スカイキャッスル号のオーナーにして船長です。とにかくいっつも呑んでます。酒浸り。酒が切れると手が震えるのでまともに操船できません。
敵味方の区別なく毒舌を浴びせる酔っ払いですが、案外いい人です。
年少組はこの人を見て思うのです。
「大人になってもお酒は飲まないようにしよう」

レニー・ジョーンズ(モダンタイムズのガンナー、スミレさん)
幼いころから空中生物を狩る漁船に乗り組んでいた、砲撃の名手。その腕を見込まれてロック船長にスカウトされました。弱冠16才の身ながら、撃てば必中、狙いは正確。戦闘の要といえばこの人でした。
船長の酒癖の悪さと毒舌にへこむベスの話し相手になってくれた、年少組のひとりです。

エリザベス・アレクサンドラ・メアリー(リットラの鳶職、よっぴー)
ちょっと変わった風習のある片田舎の植民塔から出てきて、いきなり財布を掠られて路頭に迷った17才。途方に暮れていたところを、雑用係としてロック船長に拾われました。
船内の片付け、部品の修理、炊事洗濯、お茶の用意、依頼人との交渉までなんでもこなすことになりました。
自己肯定感が低いので、船長の毒舌にいちいちマジメに反応して落ち込む陰キャです。
戸棚のチーズ、全部薫製にしちゃいましたけど、大丈夫でしょうか。

ネタばれになっちゃうので詳しいことはかけませんけど、ラキラビさんの情景描写が超絶すてき!あの風景をシティのお偉いさんに接収されるのは絶対いやなので、あれはタディさんとわたしたちの秘密にしますよ。船長、わかってますね?そこらの飲み屋でべらべら喋らないようにしてくださいよ!

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