デッドラインヒーローズ/ライア

スーさんGMでデッドラインヒーローズ「ライア」(遥唯祈さん作)を遊びました。
既に2つの事件を解決した仲間(継続キャラ)と共に、未登録ヒーロー「ライア」の謎を追い、連続児童誘拐事件を解決に導いてきました。
PC1、ヴィジョンレイ(サイオン/ミスティック、とらさん)は、目からビームの撃ちすぎで失明してしまい、治療のためにヒーロー活動を一時中断します。そこで出会った師匠の影響でミスティックの力を得てヒーローに復帰します。
とあるヴィランへの復讐のためにヒーローを続けている彼はかなり尖った人物だったんですが、今回はちょっと雰囲気が柔らかくなったような。目からビームを封印し、いずこからともなく現れる妖刀を携えた接近戦スタイルに変更した彼が、「彼」の導き手になったのは、ちょっと意外というか、「ああ、この人変わったな」と感じました。

PC3、ゴーストガール(ミスティック/エンハンスド、らきさん)は相変わらずの不思議ちゃんぶりでしたが、事件を重ねるにつれ、ヒーローとしての積極性が増してゆく感じです。
霊視ができる彼女に付き従う、ユウちゃんとレイくん。その正体に一歩迫る展開となったのですが、なるほどこれでは今回の黒幕には歩み寄れないし、「彼」にきつく当たるのも無理はありません。「力の継承」を使って「彼」に覚悟を求める発想が素敵でした。お見事です。

PC2、NINJA Star(エンハンスド/ジャスティカ、よっぴー)は、なんだかどんどん「真面目なヒーロー」になっていきます。そんな予定じゃなかったんだけどなあ。
今回は、ヴィラン組織「裏柳生」からともに脱走してきた恋人、紅葉の助力で、ジャスティカの力を手に入れます。元ヴィラン、ノーマル。そんな紅葉の境遇を「彼」に重ねてしまったが故に、突き放すことはできなかったのですが、ヴィランであることがなにを意味するのかは当事者である自分が一番理解してもいるわけで。PLクエリーではそのあたりの歯切れの悪さを表現できたかな。どうかな。という感じです。

スーさんのなめらかなマスタリングとPLフレンドリーな裁定。操るNPCはかわいかったり、情けなかったり、悪辣だったり。マスコミのみなさんもいろんな人がいてお相手するのが楽しかったです。

三人の物語がまだまだ続くといいなと、次回に期待しています。また遊んでくださいね。

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