スチームパンカーズ/たったひとつの冴えたやりかた
土曜日はスチームパンカーズの拙卓「たったひとつの冴えたやりかた」を遊んでもらいました。
ロンドンの下町に突如降ってわいた一人の少女をめぐるドタバタコメディで、最期にちょっとだけしんみりできたらいいなーという感じで作ってみました。
PC1、メアリー・ノーティー(13才、采人さん)
戦災孤児のいたずらっ子。バールのようなスチームギアで悪い大人をなぎ倒す活発な蒸気校の少女。困った人を見過ごしにできず、人助けを引き受けるついでにトラブルも抱え込むまさにPC1。一人称が「オレ」になってからが本番。最初から最後まで、ドロシーを気遣い守ってくれました。
PC2、ミハエル・オースティン(25才、せんださん)
米国出身。大戦jに渡英して貴族の従者を務めるも主は戦没。レマンストリートで探偵業を営みながら自警団ナイトアイズにも協力するナイスガイ。ただし童顔。いつも厄介事を持ち込む近所のメアリーを疎ましく思いながらも、結局はなんだかんだと面倒を見てしまう、優しいあんちゃん。そして彼女の実力を実はいちばん評価しているのではないかなー。
PC3、サイラス・エアハート(33才、とらさん)
大戦中に大怪我をして軍関係の病院に担ぎ込まれそのまま実験体として両足をスチームウェアに改造された人。「大丈夫、医学がだめでも科学があります。空だって飛べるようになりますよ」と言いくるめられ改造されるも失敗作として処分されかかったところをかろうじて脱走し、いろいろあって蒸気捜査官として身を立てることになりました。「日常を守る」ことに人一倍敏感で、こだわりを持つナイスなお巡りさん。いたずらっ子のメアリーを優しく見守り、ドロシーの日常を気にかけてくれました。
PC4、セン・クラーク(20才、あやめさん)
さる名家に務める家政婦。しかしてその実態は、スチームホースを華麗に駆る天才メガネっ娘でした。野次馬、馬に蹴られる、塞翁が馬など、馬をコンセプトにしながら、たまに「まあ、なんてこと!こうしてはいられないわ!」と眼鏡をクイックイッ、キラーンとする謎のエージェント。
指令を果たす目的でドロシーを誘うも、最期は損得抜きで彼女の未来を気にかけてくれる優しい人でした。
色々妄想しながら書いたシナリオを実際に人に遊んでもらうと、いろんなことが見えてきますね。拙い作品でしたが遊んでくれたみなさん、ありがとうございました。
直すべきところは直して、また誰かに遊んでもらいたいものです。