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脳みそを通した会話
10月14日から12月12日まで稽古のある日はInstagramの投稿を欠かさずに続けてきた。どうせインスタに投稿するなら写真もちゃんとしたものが撮りたいと思って、稽古場にちゃんとカメラも持って通っていた。
投稿の入り口に関して言えば、私の意思ではなくて岡本さんに「インスタやって」と出演者が皆等しく言われていたので、そこからになる。
ただ日々の投稿は次第に自分の脳みそを整理するツールになり、誰かに何かを伝えるためのツールになり、宣伝のためのツールにもなっていた。
なので私的には親和性が高くて、結構ちゃんとした熱を持ってInstagramを投稿していた。
公演が終わって、特に投稿することもなくなり、カメラを外に持ち出すみたいな時間もなく日常的労働に流れ込んでいったので、何かを発信するみたいな状況が無くなってしまった。
でもそれはそれで寂しいので、今、新幹線の中で文章を書いている。暇だし。
12日に公演を終えて、打ち上げにも行けず、ひたすらに寝続け、ようやく体調が戻ってきて、即仕事の日々に戻った。
仕事の日々に戻ると人と話すということがとんと無くなる。基本的には一人で行動しているので、脳みそをちゃんと通した会話みたいなことをほとんどしなくなる。
だから久しぶりに稽古場に行くとまずそのリハビリから始めないとならない。
今朝ふと思った。
わたしは一体いつまで、脳みそを通した会話をせずに過ごすことになるのだろうって。
もちろんオフの日に人に会えば脳みそを通した会話をするけど、でもオフだって週1とかだし、毎回誰かと会うわけでもないし。
稽古場って最高なんだよ。毎日、脳みそを通した会話をすることができる。本当に豊か。
誰かと話をすることって健康的な生活とかQOLとかに結構ちゃんと繋がると思っている。
お金を稼ぎたいし、地方に行くことも好きだから今の仕事を手放す気はないけど、毎日脳みそを通した会話をちゃんとしたい。
行けば誰かがいる稽古場に入り浸っていたいよ。