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【家】刈払機修理の日_2018年04月29日

本当は、薪にするための木を切りに行く予定だったのですが、知り合いが「エンジン掛からなくなった」と持ってきた刈払機を修理することになりました。

まずは、燃料の匂いから…。


うん、くしゃい…。「腐ってやがる」 ってやつです。本当の意味で…。
ってことで全量交換です。

次にプラグとマグネトーの点検。

プラグを外し、ケーブルつけながらプラグのギャップ付近の金属をエンジン本体にあてて、リコイルを引くとバチバチと火花が出ているのでOK

マフラー・リング・クランクの点検。

たまに、マフラーが詰まっていてエンジンがかからない場合があるけどその前にリング・クランクの点検。
燃料を直接エンジン内にキャブ側からスポイトで入れてみて、エンジンが一瞬でもかかるか試すのです。
今回はかかったので、マフラー・リング・クランクはOK

ってことで、キャブです。
まぁ、大抵の故障は放置による、キャブの細穴が詰まってしまうことだと思うのですけどね

キャブの分解清掃

ブレーキクリーナーと極細の針金で細い穴が通るように磨いていきます。
まぁ、案の定、噴射するところが詰まっていました。

キャブレターを分解清掃

これで一件落着です。と思いきやもう一台修理となりました。
丸山製作所の古い刈払い機、BIG-M BC23Aです。

これは、エンジンが掛かればそのまま調子いいのですが、掛からないとトコトンかからないようです。
燃料は新品とのことで、燃料は割愛してプラグから。火花はOK

スポイトで燃料を入れて掛けると、掛かる

ピコピコ(プライミングポンプ)を押していると、なんか違和感。
なんと、燃料をリタン側から吸ってサプライ側から吐いてる!
しかも、燃料が上がっていっていない!

っで、よくよく見てみると、ダイアフラムが原因のようでした。
幸い、ほかの壊れた刈払い機のキャブと構造が一緒だったので、ダイアフラムを移植して取り付けたら直りましたとさ。

原因のダイアフラム

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