【あずきコペン】備忘録 RaceChronoの車両設定(OBD-Ⅱ)
作業日:2023/11/07
カテゴリ:電装系
作業内容:備忘録
オドメータ:記録なし
ELM327 OBD2スキャンツールをつかってRaceChronoにデータを送ってロガーとして使おうという魂胆。
買ったのは写真のもの。多分V1.5というのが重要。
一応古い車に入ると思うので…。
OBD-Ⅱ設定
・デフォルトプロトコル
5-ISO 14230-4 KWP(fast init, 10.4 kbaud)
・初期化コマンド
ATZ (リセット)
ATSP5(プロトコルを5に設定)
ATSH8210F0(ヘッダを82 10 F0に設定)
ATFI
・デフォルトのODB-Ⅱヘッダ情報
0x8210F0 を設定したが読み取れなかった。
・高速チャネル(OBD-Ⅱチャンネルを設定後に設定する)
エンジン回転数、スロットルポジション、速度
・低速チャネル(OBD-Ⅱチャンネルを設定後に設定する)
吸気温度
水温
・Non-standard OBD-Ⅱ
有効 (標準ではなくダイハツオリジナルなので)
OBD-Ⅱチャネル
標準チャネルを表示を無効
+チャネルを追加 を押して各種センシングするものを追加していく。
基本的には以下の通り
・サブチャネルはなし
・ヘッダ情報は0x 82 10 F0
・PIDは0x 21 ○○ 01
○○には読みたいPID(関連ページ参照)を記入
・ソースデータは0x 00 00
・方程式はbytesToUint(raw, データ読取開始位置, データの長さ)
読取は符号なし整数のバイト単位で読み取る。
チャネル編集 - エンジン回転数
サブ:なし
ヘッダ情報:0x 82 10 F0
PID:0x 21 0C 01
ソースデータ:0x 00 00
方程式:bytesToUint(raw,0,2) / 4.0000
チャネル編集 - スロットルポジション
サブ:なし
ヘッダ情報:0x 82 10 F0
PID:0x 21 11 01
ソースデータ:0x 00 00
方程式:bytesToUint(raw,0,1) / 2.5500
100/255 * RAW らしい。
チャネル編集 - 吸気温度
サブ:なし
ヘッダ情報:0x 82 10 F0
PID:0x 21 0F 01
ソースデータ:0x 00 00
方程式:bytesToUint(raw,0,1) + -40.000
Min ‐40℃(00)、Max 215℃(FF)
チャネル編集 - 水温
サブ:なし
ヘッダ情報:0x 82 10 F0
PID:0x 21 05 01
ソースデータ:0x 00 00
方程式:bytesToUint(raw,0,1) + -40.000
Min ‐40℃(00)、Max 215℃(FF)
チャネル編集 - 速度
サブ:なし
ヘッダ情報:0x 82 10 F0
PID:0x 21 0D 01
ソースデータ:0x 00 00
方程式:bytesToUint(raw,0,1) / 3.6
テスト
接続テスト で値を拾っていることがわかります。
まだ課金していないので5分間しか取れなかったのですが……(;^ω^)。
グラフの凡例は以下の通り。
緑色:速度
水色:回転数
橙色:スロットルポジション
紫色:水温
参考
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?