見出し画像

肝臓病の恐ろしさ①

皆さんこんばんは!
美容・健康アドバイザーきむらようすけ(よっぴ)です✨

今日はタイトル通り、肝臓病について書こうかなと思うのですが、21世紀の国民病って知ってますか?
実は、肝臓病なんです。今は、日本人の3人に1人が何かしらの肝臓病を患っていると言われています。
そこで肝臓病についてお話ししたいのですが、肝臓病についてお話しする前に肝臓について知ることで病気の恐ろしさについてより知ることができると思うので、今日は主に2つについて書こうかなと思います!

1、肝臓について


肝臓は右肋骨の下に逆三角形として存在し、重量は1.2kg〜1.5kgもあり実は脳よりも大きく重たい臓器なのです!
ちなみに心臓で250g〜300g、腎臓で100g〜150g、膵臓で60〜90gと肝臓は他の臓器よりも重たいのです!
また、300億個以上の肝細胞からできており、そのうち50万個ずつ集まって肝小葉を形成しているのです。

画像1

2、肝臓の働きについて

肝臓の働きとは大前提として、栄養素などを様々な物質に化学的に作り変える働きがあり、何千という酵素を使い500位以上の複雑な化学変化を起こしています。
このため、人間は肝臓と同じ働きをする化学工場を作ることができないと言われています。そのため、肝臓が元気であることは僕達が生きていくためにとても重要なのです!
そこで肝臓の働きは主に3つです。

①代謝
胃腸で吸収した栄養素が肝臓に送られます。
体の各部位が使いやすいように様々な物質に再合成。
胃腸で糖質がブドウ糖に分解され、一部は肝細胞の活動に使われ、残りはグリコーゲンに再合成し貯蔵します。
貯蔵されたグリコーゲンはエネルギーや血糖値を一定にするために使われます。
グリコーゲンの貯蔵が増えすぎると、新たに送られてきたブドウ糖を集め中性脂肪を作り、皮下脂肪や脂肪組織へと送られます。
肉や脂の脂質は、胃で脂肪酸に分解され、肝臓で脂質をコレステロールや中性脂肪に分解します。
分解された中性脂肪やコレステロールは、エネルギー源と使われ、エネルギー源として使われなかったものは皮下脂肪や脂肪組織へ送られます。また、コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸を作る材料としても使われます。
タンパク質は、アミノ酸に分解され、肝臓で必要な様々なタンパク質を作り出します。アルブミンや出血を止める物質へ。

②解毒
肝臓には血液中の有毒物質を分解し無毒化するという働きがあります。
例えば、アルコール
肝臓に取り込まれたアルコールは、「アセドアルデヒド」と「水素」に分解されます。
アセドアルデヒドは有毒物質で発がん性物質でもあります。そのアセドアルデヒドはさらに「酢酸」と「水素」に分解され無毒化されます。
アルコールを大量に摂取し、アルコールの分解が追いつかず分解されなかったアルコールが血中に戻される。血中にアルコールが残っている状態が2日酔い状態なのです。

③胆汁の生成
胆汁とは、脂肪を乳化し、消化吸収させやすい形に変化させ、脂肪を分解吸収しやすくします。また、毒素を運ぶ役割、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。
胆汁は、余分なコレステロールを原料に肝臓で生成されます。この働きにより、コレステロール濃度の調整もしています。

主にこれらの働きが肝臓の働きですが、葉酸やビタミンB12を貯えておき、骨髄が赤血球を作る際に必要な時に送りこむのも肝臓の働きの一つです!

肝臓の働きを見ていくととても重要な働きをしていることがわかります。

それでは次回は実際に肝臓の病気についてや肝臓病を予防するにはどうしたら良いのかなど具体的なことをお話ししたいと思います。

最後まで読んでくれた方有難うございます🙇‍♂️!
肝臓について少しでもこの記事で知ってもらえたら嬉しいです😅

また、フォローしてくれると嬉しいです✨

それでは次回のお話も是非読んでください!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?