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次女の腕と手について
こんにちは!
ママライターを目指しているyoppiです。
今回は少し真面目なお話、
次女の腕と手についてです。
『自己紹介』の記事や
『未経験でWebライターを目指す理由』にも
簡単に次女の状況を書いていますので
よろしければそちらも覗いてみてください。
【違和感に気付いた時】
こちらはこれまでも書いた内容になりますが
次女の出産から退院までは気づかず
自宅での最初の沐浴で気が付きました。
産後の入院している際に
左腕があまり動いていないなぁ・・・と
若干の違和感を感じてはいましたが
特別な事とは思っていませんでした。
次女の妊娠初期にコロナになったり
妊娠糖尿病で転院、管理入院になったりと
心配な事はありましたが
スピード安産で、自分自身の産後の状況も
長女の出産時よりとても良いものでした。
そのため、2502gと割と小さめで生まれ
黄疸の心配もありましたが、
無事退院できた事で安心していたので
まさか次女の腕や手に異常がある事は
夢にも思っていませんでした。
最初は母としての直感のような所から
違和感に気づいた感じで
肘から手首にかけて短く真っすぐではない
そんな状況でした。
(小児科の先生からよく気づいたね、
と言われたくらいです。)
【診断がつくまで①】
初めての沐浴で違和感を感じた私は
仕事から帰ってきた主人に
直ぐに確かめてもらいました。
主人も確かにおかしいと感じたようで
直ぐに産院へ電話を掛けてくれました。
翌日産院の小児科を受診し
レントゲンを撮ってもらうと
前腕の橈骨(親指側の骨)が
湾曲している事が判明。
同じ院内の整形外科でも診てもらいましたが
余りにも小さい次女の骨では
レントゲンではっきりした診断は付けられず
また、これ以上産院で診る事は難しいとの事で
療育センターへの紹介状を貰うだけでした。
その後、保険証が出来てから療育センターを
受診したところ、やはり前腕の橈骨が
曲がっている事を指摘されました。
ただ、このタイミングでは骨の細部まで
レントゲンに移せないとの事で
生後4、5ヶ月になってから
改めてレントゲンを撮る事に。
その間は長かったような、
あっという間だったような、
色んな気持ちになりましたが
腕の事を一瞬忘れた時もあるくらい
毎日が充実していました。
改めて療育センターを受診し
レントゲンを撮ると、
新生児の頃とは見違えるほど
はっきりと写っていました。
それと同時に、素人の自分でさえも
骨が曲がっている事がよく分かりました。
その後の先生のお話は、
大きく曲がっている事は間違いない、
橈骨(親指側の前腕)は
正常な右手が7.5cmくらいに対して
3cmちょっとしかないという事。
この事から色んな合併症状があり、
小指が曲がらない事、手首の回旋域が狭い事、
肘が反対側に30度反ってしまう事、
左手自体が小さく見える事などなど…。
その後、肩の回旋も弱いと言われました。
療育センターでは、
前腕の低形成としか診断が出せず、
大学病院にて更に検査をしましょうと
紹介状を渡されました。
【診断がつくまで②】
療育センターから紹介状をもらい
少し遠方にある大学病院を受診しました。
幼い乳児を連れて行くだけでも大変!
待ち時間が2時間もあり次女も私も
かなり限界でした。
やっと呼ばれた所で肘専門の先生から
『橈骨側形成不全』の診断をされました。
先天的な事で間違いないとの事でした。
療育センターの担当医も
大学病院の先生だったのですが
更に肘専門の先生がいらっしゃるなんて
初めて知りました。
直近でレントゲンを撮っている事から
この日は見た目の写真を何枚か撮影して、
半年後にもう一度レントゲンを撮って
肩を含めて状況を診ていくこととなりました。
小児科ではないので、
もっと固い雰囲気かと思っていたのですが
先生も看護師も優しく話しかけてくださり
とてもホッとしました。
早朝から病院へ移動し帰宅したのは
14時を過ぎ。
帰ってすぐにぐったりお昼寝をした事を
今でも鮮明に覚えています。
【今後の流れ】
次回の大学病院は5月に受診です。
その頃の次女は1歳。
療育センターでは、4〜5歳で
手術の可能性の話がありましたが、
大学病院では手術は2〜3歳と言われました。
なるべく痛みの記憶が少ない年齢で
手術が出来れば良いなと思いますが
それまではリハビリをしっかり頑張って、
自宅ではマッサージ、左手を積極的に使うよう
サポートしていきたいと思います。
【現在の次女】
そんな次女ですが、先天的な病気とは
思えないほど元気いっぱいです。
何にでも興味があり、何でも口に入れ
呼ぶと笑顔で反応してくれる
可愛い赤ちゃんです!
離乳食もよく食べてくれますし
最近はお昼寝の時間が安定してきました。
少しだけ使いにくい左手は
自分の中で上手く工夫し動かしています。
赤ちゃんなのに一人の人として尊敬しますし、
きっと次女はこれから上手に生活していけると
感じました。
【これからの事】
正直、手術の事や合併症の可能性等を
考えると不安になる事があります。
手の事を色々調べていると、
情報が少なかったり制限があったりと
大丈夫かなと思う事が多いですが、
その中で活躍している方も沢山いらっしゃるので
良い情報を沢山参考にしたいと思います。
次女は一人ではありません。
私たち家族のサポートはもちろん、
周囲の方を大切にしながら
必要なお力はお借りし
しっかり育てていきたいと思っています。
長いお話を最後まで読んで下さり
ありがとうございました。