「人間とは何か」 マーク・トウェイン著 中野好夫訳
老人と青年が人間について対話をしているのを、ずっと聞くように読む本。
老人の主張は、全ての人間は自分の精神的満足を得るのが第一として行動している。
その行動というものも、全て自分から生まれる物は何一つ無く、全ては周りからの影響によって生み出されたもので、個性なんてものは何一つ無いというか、そんな事を考える事自体意味が無いってこと。
読んで思うのは、発表された当時は攻撃的な内容の本だったのかもしれないけど、
今現在読んでいる読者は老人の考えに共感して読む人が結構いるんじゃな