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「THE COACH」でコーチングを学び始めて1年。先生からコーチになった私の振り返りと次なる目標。

コーチングスクール「THE COACH ICP」で本格的にコーチングを学び始めてから1年。
「THE COACH ICP」最後のコースである約5ヶ月間のインテグレーション・コースも折り返しを迎えたこのタイミングで、書き残しておきたいものが湧いてきた。

ちょうど1年前に書いた受講にあたっての思いを綴った記事。

コーチングの旅が始まる前に自分が書いた記事を読み返しながら、ここ1年で起こった変化と今後の目標について、改めて言葉にしておきたい。



1年前の目標

まずは、目標として書いていた以下の3つの項目について。

・30歳のうちにコーチとして活動を始めたい。(今は29歳)
・教育関係者を中心に、コーチングを丁寧に広めていきたい。(現在も講師を招いての研修などを企画している。)
・スクールの受講を含め、学びを発信していきたい。

改めて見ると、目標がふわっとし過ぎている気もしますね。
当時は「先生」という立場でありながら「コーチとして活動を始める」ということ、そして「コーチングを広めていく」という言葉に対して、イメージが固まり切っていなかった中で目標として定めていたように思います。


・30歳のうちにコーチとして活動を始めたい。

(無償の)コーチングセッションの練習相手を募集し始めたのが、「THE COACH ICP」基礎コースが終了したタイミング。
約4ヶ月で目標としていた30人は未達だったけれど、たくさんの機会をいただき成長することができた期間でした。

そして今年の5月、転職し副業がOKになったこともきっかけとなり、有償でのコーチングセッションを始めることに。(自分の中では、ここがようやくコーチとしての活動スタート。

30歳の誕生日(7月6日)を迎えることなく、29歳のうちにコーチとしての活動が始められたのは自分の中では大きな一歩でした。

ただ、「自分が提供するものでお金をいただく」ということに慣れてないのと、まだまだ一人前には程遠いという思いから今の金額に設定にしていたので、今後は、自分への自信と価値提供に対する覚悟を示すためにも値上げに踏み切っていくことがチャレンジとなりそうです。


・教育関係者を中心に、コーチングを丁寧に広げていきたい。

悔しいけれど、これに関してはあんまりできなかったというのが正直なところ…

特に7月に子どもが生まれたことを理由に、イベントなどを企画したり、参加したりしなくなったことを言い訳にしていました。

そんな中、11月になって久しぶりに参加させてもらったイベントで登壇者側として話す機会をいただき、自分のコーチングに対する考えを整理するきっかけになりました。

正直今はイベントを企画する余裕はないけれど、こうやって発信させてもらう機会があればどんどんチャレンジしていきたいです。

割と土砂降りの中、福岡から佐賀までバイクで行った後の発表。
久しぶりにオフラインのイベントで喋って少し緊張していました。笑


・スクールの受講を含め、学びを発信していきたい。

これに関しては、noteを中心に「THE COACH ICP」での学びをまとめてきました。

1年間で10本しか書けていないみたいだけれど、コーチングに関する記事は骨太の記事が多め。
もっともっと増やしていきたい気持ちはあるけど、まずはここまで書いてきたことに誇りを持ちたいと思います。

コーチングを学び始めようかと悩んでいる方、特にTHE COACHの受講を検討されている方など、気になる記事があれば、ぜひ読まれてみてください。


1年での変化(「職種」と「内面」)

ここからは2つの観点で自分自身に起きた変化をまとめていきます。

■「先生」から「コーチ」へ

3月まで小学校の教員をしていた私。
基礎コースが始まった10月は、ちょうど転職することを決意し、管理職へ伝えていたタイミングでもありました。

クライアントとしてのマイコーチとのセッションはもちろん、コース内でのペアセッションやワークを通して、自分の信念や価値観を改めて見つめ直した結果、「先生」から「コーチ」へと転職することを決めました。

「コーチ」と言っても、通信制高校のサポート校の「コーチ」。
同じ教育業界ですし、いわゆる担任のような役割ということは変わらないのですが、自分の内面では大きな変化があることも事実です。


■自身の在り方(自己の器)

では、具体的な内面の変化が何かというと、自分の中で縛られていた「こうあるべき」のようなものから、少しずつ解放されてきたというのが一番大きく感じています。

正直、「先生」だった自分は、たくさんの「べき」に囲まれながら生きてきたように思います。

そこには、「先生だから」や「公務員だから」というような枕言葉も付き纏っており、それらが自分の行動を押さえ込んでしまっている状況でした。

身動きが取りづらい様子を「着ぐるみを着ていた状態」と表現したこともあります。

コーチングを実践を通して学ぶこと、そして様々なワークに取り組むことで、その「べき」よりも「こうありたい」に意識を当てることができるようになっているのだと感じます。

そして何よりパワフルなワークは、インテグレーション・コースを通して取り組んでいる「自分の中の未完了に向き合う」ということ。

THE COACHでは、「自己の器」と表現されたりするのですが、コーチとして、そして一人の人間として、その在り方や人間力のようなものを磨いていく期間を過ごしているのも、間違いなくいい影響を与えていると感じています。


次の1年の目標

さて、そんな私がここからの1年で何を目標としていくか、宣言する意味でも書き留めておきたいと思います。

■資格の取得

やはり、一番に意識しておきたい目標としては、スクール認定資格であるCICPと、国際コーチング連盟の認定資格であるACCの取得が挙げられます。

教員と違って、教育機関でコーチとして働くにおいても、サービスとしてコーチングを提供するにおいても資格がなくてもできてしまう世界。

だからこそ、一定の専門性やそこに向き合う覚悟を証明するために資格取得という道を選択しました。
もちろん教員免許と同じように、取得がゴールではなく、そこからがスタートだとは思いますが、まずは資格取得を目指します。

その旅路を通して、プロとしての自覚と責任、そして自分の提供するコーチングに対する自信を持ち、日々関わる目の前の生徒やクライアントさんの人生に伴走できればと考えています。


■教育関係者を中心に、コーチングを丁寧に広めていく。

2つ目は、リベンジとして書かせてもらいました。
ここはいろんな活動に発展させていきたいという思いを込めて、あえてふわっとした表現にとどめておこうと思います。

イベント開催などは、先ほども書いたように正直リソースを割けないと思いますが、お話しさせていただける機会があれば飛んで行きますし、そのために日頃からコーチングの学びや実践についてまとめておく必要があると感じています。

また、必ずコーチングの記事というわけではないですが、このnoteの投稿も週に1回、日曜朝6時に予約投稿をしようと思っていますし、Xなどでも投稿していくつもりです。(ずっと始めようと思っているスタンドFMでの音声配信も今年中には始めると宣言しておく。)

「広がるコーチングサービスに色々と思うところがあるな」と、感じている私自身もそのコーチング業界に足を踏み入れた一人。
「丁寧に広めていく」という言葉をどのように体現していくのか、しっかりと考えながら活動していこうと思っています。


以上、コーチングを本格的に学び始めて1年のタイミングで感じていることを言葉にしてみました。

正直、自分自身の備忘録としての要素が大きいですが、読んでいただいた方にとって、何か考えるきっかけになれば嬉しく思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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