承認欲求の奴隷にならないように『SNSの評価から距離を置こう』
承認欲求の塊
noteを始めて3週間が経ちました。記事を投稿して「スキ」をつけてもらった時は、素直に嬉しい気持ちになります。そんな私も一時期はインスタグラムで「承認欲求の塊状態」になっていた頃がありました。まさに、あの名作『スラムダンク』の福田吉兆こと、福ちゃん状態です(笑)
承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「福ちゃん状態」になっていた頃、インスタグラムの投稿を毎日欠かさず頑張っていたのですが、ある日、突然燃え尽きてしまったのです。どうすれば「認めてもらえるか」を考える事は悪い事ではないと思いますが、当時の私は「必要以上の欲」が出ていました。このように意識が完全に外を向いた状態では何をやっても結局は、長続きしないのかも知れません。
「内なるスコアカード」と「外のスコアカード」
さて、シンク・クリアリーという本の中に、
「内なるスコアカード」と「外のスコアカード」
という話があります。
その名の通り「自分の内側にある、自分自身の基準が大事か、周りの評価が大事か」ということです。世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェットは子育てについて下記の話を残しています。
「子どもは、非常に早い段階で、親の価値基準を学びとる。あなたの両親が、あなたが実際に何をするかより、あなたが世間にどう思われるかを優先させれば、あなたは世間の評価を気にしながら育つことになる」
これでは、子どもの良い人生の芽を、はじめから摘みとるようなものですね。
ちなみに、次の2つのうち、どちらが良いか考えてみて下さい。
「実は誰よりも頭がいいのに、人から誰よりも頭が悪いと思われる」のと、「実は誰よりも頭が悪いのに、人から誰よりも頭が良いと思われる」のとでは、あなたはどちらがいいだろう?
結局のところ、世間の評価を気にしたところで、自分の出来が変わるわけではない。という事に気付かないと、一生「他人の評価」という檻の中で生きなければなりません。
最後に、投資家ウォーレン・バフェットのこんなセリフで締めさせて頂きます。
「私のしたことが周りの人間にとって気にいらないものであっても、私自身がそれを気に入っていればそれで満足だ。だが、周りが褒めてくれたとしても、私自身が自分の仕事に納得できなければ、不満を感じる」
まとめ
他者の評価や考えは、コントロール出来ない。
でも幸いなことに、コントロールする必要もない。
最後までお読み頂き、有難うございます。
詳しくは本書を読んでみて下さい。
引用文献:ロルフ・ドベリー(著) 安原美津(訳)
『Think clearly』2019年、P160ーP167
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