再びサウロンの目
Massive Nearby Spiral Galaxy NGC 2841
このど迫力、サウロンの目を瞬間的にイメージした。
4600万光年先の大熊座にあるNGC 2841とカタログ化されているこの銀河は、既知の銀河の中でも最大クラスの銀河だ。
差渡しが、15万光年あり、我が天の川銀河より大きい。
中心核が明るい。
周辺に大量のダストと共に、ピンクや青の星々が煌めく。
星の生成が活発な証拠だ。
記事には書いてないが、おそらく、銀河の合併が進み、きれいな楕円銀河になったのではないかと思う。
そのため、大量のダストと活発な、新しい星の誕生が起きているのではないかと思う。
我々の天の川銀河も、将来アンドロメダ銀河を合併し、最終的には、このような形になるのであろう。
もっとも、天の川銀河10万光年、アンドロメダ銀河20万光年だというから、この銀河より大きくなるのだろうか。
それとも、あまりに大量の星を抱え、それを引き止める引力がなく、星々を周囲に撒き散らかすようになるのであろうか。
これは、十分ありそうに思う。
なぜなら、際限なく銀河(つまりは、星の集まり)が大きくなることができるのなら、20万光年とか言わず、100万光年、1000万光年の大きさの銀河があってもよさそうだけど、今のところ、そんなのは見つかっていない。
多分、引力と遠心力を計算すると、最大どの程度までの銀河が存在できるかわかるのだろうと思う。
いつか、計算してみることにする。
どちらにしても、さぞかし、壮観であろうと思う。
ぜひ見てみたい気がする。
ただし、数十億年後の話だけれど。
見てみたいと思うが、よほどしっかりした冬眠カプセルにでも入っていないと無理だ。それも、目覚めたら、数十億年後で自分一人だとかなると、まあどうだろう。ちょっとキツすぎるか。
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