人類が見た最も深く、鮮明な宇宙
これは何であるか。
今のところ、人類が見た一番遠くの宇宙の鮮明な赤外線写真です。
南の星座、とび魚座方向をNASAの最新鋭宇宙望遠鏡ジェイムズウエッブ宇宙望遠鏡で、12.5時間かけて撮影された。
星形のスパイクに明るく輝くのは、我々の天の川銀河内の星が望遠鏡の内部で回析した光。
視野内の何千もの銀河は、46億光年先の銀河。
ということは、地球ができた頃の姿。
いくつもの弧状の光は、さらに遠くの銀河が、いわゆる重力レンズ効果で見えている。
調べてみると、そのうちの一つは、95億光年先の銀河だと分かった。
また、今回撮影された画像の中には、130億年以上前の宇宙に存在する天体も写りこんでいるという。
宇宙の年齢が、138億年とか言われているから、宇宙の創成期にかなり近いところまで、見えたことになる。
この調子で、138億光年先まで、見えるようになると、まさに、宇宙が誕生した時の姿がわかることになる。
すごい。
宇宙の創生時とは、どんな姿だったんだろう。
観察を続ければ、このジェイムズウエッブ宇宙望遠鏡で見えるようになるのだろうか。
興味津々。
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