2021年クリスマス彗星
レナード彗星 C / 2021 A1 2021年12月21日
12月21日ナミビアで取られたレナード彗星。
青く光るイオンの頭と、長く伸びるダストの尾が美しい。
2021年に天文学者のアレックス・レナードによって発見されたこの彗星は、12月12日に地球に最も近く、12月18日に金星を通過2022年1月3日に近日点(太陽に最も近い地点)に到達する見込み。
この彗星は、時速254,412 km / h(秒速70.67km /s)の速さで地球方向に向かってきていたというほど、速度が速い。
しかし、これだけの速さを持ってしても、遠日点(太陽から最も遠くなる地点)が3,500AU(地球太陽間の距離の3,500倍)ある軌道を回るには、7万年かかる。
ということは、我々が一生のうちで見るのは、今回限り。
肉眼ではなかなか見るのは難しそうだが、双眼鏡なら見えるという。
まだ、しばらく見る機会があると思うので、、見てみても良いかなと。
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