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星とチリの向こうの銀河


https://apod.nasa.gov/apod/ap221019.html

天体写真を見るといつも疑問が湧く。
ここに写っているものは、肉眼で見たとき見えるものと同じものなのか、それとも何か加工されたものなのかと。

天文学では、対象物体がどのようなものでできているのか調べるために、可視光線で見えるものだけでなく赤外線、X線、あるいは、特定の波長を強調した写真を撮る。
それによって、それぞれの波長の光(電磁波)を出す物質の存在範囲やその温度等がわかるようになるからなのだ。

この写真の場合は、肉眼で見るのと同じように見えます。なぜなら、人間の目と同じRGBフィルターを使って撮影されているからだ。

真ん中に光っているNGC 7497銀河は、ペガサス座方向5900万光年先にある。

手前の雲のように見えるMBM 54星雲は、同じくペガサス座方向、天の川銀河の中1000光年以下の距離にある。

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