Pale Blue Dot (青白き点)
この写真は、1990年に太陽系の外縁部、太陽から約60 億キロメートル 、40.5 天文単位(地球太陽間の距離の40.5倍の距離)から、ヴォイジャー1号が写したものです。
この画像の中程、右4分の1程に見える青白い点が見えるだろうか。
この見えるか見えないような青白い点は、地球です。
40.5天文単位という距離がどれほどのものか、比較のために各惑星の距離を天文単位(太陽からの距離)で表すと次のようになる(天文単位は省略)。
火星:1,52
木星:5,20
土星:9,54
天王星:19,19
海王星:30,07
冥王星:39,50
ちなみに冥王星まで光の速さで5時間半かかる。
我が太陽系で、最大の岩石惑星である地球がこんな点でしかないのを見ると、一種の畏怖感を覚える。
そして、こんなところを飛んでいる、ボイジャー1号を思うと孤独感で胸が苦しくなる。
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