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Red Aurora
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撮影場所はニュージーランド。
南半球とはいえ、日本と同じ程度の緯度に位置するニュージーランドで、なぜオーロラが見えるのか。
太陽風(太陽からの電気を帯びた粒子の流れ)が、地球の大気(酸素・窒素等)に衝突た時に、酸素や窒素の原子から、光が出る。これがオーロラ。
通常、この太陽風は、地球の磁場に阻まれ(電気を帯びているものは、磁力の影響を受ける。)我々のところには届かない。したがって、オーロラを見ることがない。
しかし、極地では、この地球の磁力線のバリアーに穴があるような感じになるので、太陽風が入り込んでくる。
だから、極地でオーロラが見えるということになる。
地球の地磁気南極は、ニュージーランド寄りに偏っているのである。だから、ニュージランドでオーロラが見えるのだ。
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ところで、普通我々のオーロラのイメージは、上記画像のように、空から光のカーテンが下りていて、それが風に揺らいでいるようなものだと思う。
しかし、ニュージーランドで撮られた、オーロラは、カーテンというより、光の壁のように見える。
不思議に思うと思う。
私も初め見た時は、これがオーロラ?と思ったものだ。
なぜ、こんな風に見えるかというと、オーロラは、極地を丸く取り囲むようにできる。三次元的には、光の板で、囲むような感じだ。
それを下から見上げると、上の画像のように見える
これをニュージーランドから見ると、オーロラの壁を外側から、真横に見ることになる。それで、このように見えるのだ。
ついでに言うと、ニュージーランドは、大気汚染がとても少ないそうだ。
だから、夕日も赤くない!
白く輝く真昼の太陽の姿のまま、沈むという。
それだけ、空気が澄んでいるから、極地のオーロラも見えるのだとか。
こりゃ、ニュージーランドに行かなくちゃ。
夕陽が赤いのは、大気中に含まれるチリ等で太陽光が散乱され、波長の長い散乱されにくい赤色の光が目に入るからだ。
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