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チェコスロバキアの夜空
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チェコスロバキアのレヴカ(Revuca)の深夜の夜空を写したもの。
幻想的な地上のフォギーな地平線の上の夜空に、12P/Pons-Brooks彗星が見る。
緑のコマと長い尾がこの風景によく似合う。
この彗星は、1812年Ponsによって、1883年に再発見された、周期71,3年の短周期彗星である。また、短周期彗星の中でも公転周期が20年~200年の範囲にある彗星であるため、ハレー型彗星に分類される。
12P/のPは周期彗星を表し、12は周期彗星として発見された順番を表す。すなわち、周期彗星として確認された12番目の彗星ということになる。
ちなみにハレー彗星は、1P/Halleyである。
12P/Pons-Brooksが直近、太陽に最接近するのは、2024年4月20日でありその時の太陽からの距離は、0.78 au。
また最も太陽から離れるときの距離は、33.2 auで海王星(30au)よりも太陽から遠ざかる
地球には2024年6月2日〜3日と予測されている。
この彗星の上には、明るい2等星を挟んで2つの銀河が見える。
右側は、M31アンドロメダ銀河。左側は、M33三角銀河だ。
真ん中の星は、アンドロメダ座β星の赤色巨星ミラーク。
アンドロメダ銀河は250万光年、三角銀河は300万光年の距離にある。二つの銀河間の距離は、50万光年で互いに重力的に干渉していて、電波望遠鏡による観測によると、この銀河間には中性水素の端ができているという。
ミラークは、天の川銀河内の星であり、地球から200光年の位置にある。
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