モルディブの夜の宝石
モルディブのマディバルという島の夜空。
画像中央上方に見える菱形の四つの星が、南十字星(みなみじゅうじ座)。
一番下、島に近いところに青く光るのが、みなみじゅうじ座α星。以下都会周りに、β、γ、δ星と続く。
α星とγ星の間隔を、α星に向け約4.5倍すると、だいたい天の南極に到達する。つまり、黄色い星から、真下の青い星を結ぶ線を4.5倍する。
南天には、北極星のように、天の南極を示す星がないので、昔の船乗りは、こうやって南の方角を知った。
画面の一番左に輝くのは、アルファケンタウリ。
ケンタウルス座α星。
地球から一番近くにある恒星で地球から、4.3光年の位置にある。
その右上にあるのが、ベータケンタウリ。
南十字星のα星のすぐ左に見える、暗い領域は、コールサック(石炭袋)と呼ばれる、暗黒星雲。
右端の、赤い雲に見えるのが、カリーナ星雲
銀河系で最大の星形成領域の1つで、7,500光年の距離にあり、大きさは300光年に及ぶ。
ここには、超新星爆発の跡とか、いろいろ興味深いものが沢山ある。
そのうち、取り上げてみたい。
今までの説明は、下記アノテーション入り画像参照。
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