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地球外生命はどこに存在するか
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生命が地球にだけ存在するのか。それとも、宇宙には、地球以外の星に生命が存在しているのか。
これは、自然科学の問題であるのはもちろん、宗教、哲学にも影響を及ぼす大きな問題だ。
しかし、現在まで地球以外の天体で生命が存在している、あるいは存在していたという証拠は見つかっていない。
だから、生命、ましてや知的生命は地球だけに存在しているのだという考えも、根強い。
私はといえば、宇宙にこれだけたくさんの星があり、その何倍も惑星やその衛星があることを考えると、地球以外にも生命が存在していないと考えることの方が、無理筋だと思っている。
さて、今回の画像ですが、実写ではなく、しし座方向、約128光年のところにある、K2-18bという惑星のイラスト。
このK2-18bという惑星には、2019年に大気中に水蒸気があることが発見されたものです。
水蒸気、つまり水があるとなると生命の存在の可能性が高まる。
そして、今回、この惑星に水蒸気の他にメタンがあることが、ジェイムズ・ウエッブ宇宙望遠鏡によって確認された。
水の他にメタンもある。
ますます生命の存在の可能性が高まったというわけです。
母星であるK2-18は、太陽より赤い赤色矮星で、主系列上は、M系に属する星として知られている。
主系列については、下記の記事を参照していただきたい。
しかも、K2-18bは、この星のハビタブルゾーン、つまり生命が存在可能な範囲にある。
イラストでは、左下隅にある。真ん中にあるのは、K2-18bの衛星。
地球から、100光年ちょっとのところに、生命が存在する可能性のある惑星があるということは、ちょっと興奮することではないか。
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