銀河衝突後のスターバースト
星の輪を銀河が飛び抜けているように見える、この銀河はNGC7714とカタログされている。
うお座方向1億3000万光年のところにある。
星の輪を飛び抜けているように見えるのは、そうではないであろう。
しかし、このNGC7714が隣の小さな銀河NGC7715に衝突したことによって引き伸ばされ、歪められているのは、確かであろうと考えれれている。
NGC7714とNGC7715およそ、1億5000万年前に衝突し、これから数億年相互作用を及ぼし、将来は単一の銀河になる可能性があると考えられている。
NGC7714の黄金の輪は、数百万の太陽に似た古い星で構成されており、おそらく内部の青い星と共に動いていると考えれる。
対して、中心部は、爆発的に新しい星が作られていると考えれている。
写真は、ハッブル宇宙望遠鏡によるものだが、YouTubeのクローズアップ動画を見ていると、最初どの銀河をターゲットにしているかわからないほど小さく見える。
それが、2つの銀河が、このような劇的な作用を及ぼし合っている姿だとわかると、改めて宇宙の広大さに驚く。
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