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アイスランドの夜空に浮かぶ3つの光
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場所はアイスランド。
左上には、緑のオーロラ。
オーロラは、太陽風の荷電粒子が地球の磁場によって進路を曲げられ、大気に衝突して、大気の原子が発光する現象だ。
中央右寄りには、ファグラダルスフィヨール火山が噴き出す高温のガスがオレンジ色に光っている。
アイスランドというのは、地球上で最も地質学的に活発なところの一つ。火山も多い。
右端に立ち上がっている3本の白い柱は、スヴァルツェンギ地熱発電所のもの。
アイスランドの電源構成は、地熱発電3割、水力発電7割と全て再生可能エネルギーで賄っているそうだ。
これは、1977年の石油危機を機に、資源のないアイスランの国家戦略として、地熱発電などのために、補助金等を出して石油に依存する火力発電依存から脱却したのだそうだ。
動きが早い。
そして、合理的。
我が国も、合理的判断で国を運営できる様になればいいと切に思う。
地熱発電の副産物である温水は、ビニールハウスでの野菜の温室栽培、道路の凍結防止、家庭の暖房等に有効活用している。
また、この発電所から排出される温水で作られてブルーラグーンは、アイスランドで最も人気のある施設の一つになっている。
私も一度行ってみたいと思っている。
太陽は穏やかな場所ではない。太陽は、太陽風として知られるエネルギッシュな電子と陽子の不安定な流れを放出している。これらの荷電粒子は地球の磁気圏を変形させ、進路を変え、地球の大気中の原子と衝突し、左の画像で緑色に見えるようなオーロラの光を発生させる。地球自体も地質学的に活発で、火山に覆われている。例えば、アイスランドのファグラダルスフィヨール火山は、画像中央付近でオレンジ色の高温ガスを放出している。アイスランドは地球上で最も地質学的に活発な場所のひとつである。右端にはスヴァルツェンギ地熱発電所があり、有名な人工のブルーラグーンを作り出している。したがって、この構図は、自然現象と人為的現象の両方を含む3つの異なる空の現象を強調している。
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