大マゼラン雲
これは、パッと見ると渦巻銀河かと思える。
しかし、これは大マゼラン雲(LMC)です。
大マゼラン雲は、天の川が銀河の番銀河で、分類上、矮小不規則銀河に分類されている。なぜなら、その形が今まで、渦巻銀河や棒渦巻銀河、楕円銀のような形をとっていないと思われていたからだ。
しかし、この写真を見ると棒渦巻銀河のように見える。
多分、元々棒渦巻銀河であったものが、はるか昔に我が天の川銀河に吸収され、その名残がこの姿なのではなかろうか。
大マゼラン雲は、イルカ座の方向に約18万光年離れたところにある。約15,000光年の距離にあるLMCは、現代で最も明るく近い超新星SN1987Aが発生した場所でもある。
小マゼラン雲と共に、南半球では肉眼で見える・・・そうな。(私は見たことがない。)
見に行きたいものだ。
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