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シャークネビュラ: 物質はどうしてできる
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この星雲を見た天文学者は、宇宙の大海を泳ぐサメを思い浮かべたようだ。それで、シャークネビュラ(The Shark Nebula)と名前がついている。
もっとも大きさが150光年ほどあるから、とんでもなく大きいサメだ。
ちなみに、特定の惑星上ではなく、宇宙空間そのものを生息環境として、宇宙空間を自由に移動する生物が存在してもおかしくないのではないかと、私は思っている。
生物の定義にもよるが、生物とは要はエネルギーを外部から取り入れ、それを自分の活動に使うシステムを備えていればいいとも考えられる。
となれば、宇宙空間にある原子や分子、プラズマ、あるいは放射エネルギーを取り込んで、それを特定の目的に使えるものが存在すれば、生物と言ってもいいような気がする。
その場合、あまり小さいと宇宙空間にあるエルギーとか物質を必要な量だけ集められないから(何せ星間空間は、1㎥当たり原子1個なんてレベル)、やはり、何光年という体が必要かもしれない。
そうなれば、宇宙サメだけじゃなく、宇宙クジラや宇宙シャチなんてのが宇宙空間をうろつき回っているということになるかもしれない。
これは星雲だから、もともと重い星があって、それが爆発して、このようなチリの雲ができたのだろう。
このチリが集まって、また、新たな星になる。
これも、考え方によっては、星が誕生と死を繰り返している。
そう考えると、宇宙は生き物で満ち溢れて、活気に溢れた世界に思えくる。
なんてことをたまに考えるのだが、・・・それはおいておいて。
星は、星間物質が集まって凝縮して星になり、その星がやがて燃え尽き、あるいは爆発して、色々な物質(原子)を作り、それを宇宙空間に撒き散らす。それがまた集まって・・・という話を聞いたことがあると思う。
なるほどと一応納得するのだが、実際どういうメカニズムなのか気になる。
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