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非常に珍しい、高輝度星の爆発
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ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、AT2023fhnと名付けられた高輝度高速青色光トランジェント(LFBOT)のイラスト。
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた画像は、これ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696947833544-hTINm5AWVJ.jpg?width=1200)
高輝度高速青色光トランジェント(ルミナス・ファスト・ブルー・オプティカル・トランジェント:LFBOT)は、青い光で強烈に輝き、急速に進化し、数日のうちに明るさがピークに達し、再び暗くなる。これが超新星だと、数週間から数ヶ月かけて暗くなる。
宇宙で知られている最も明るい可視光現象で、2018年に発見されて以降、ほんの一握りしか見つかっていない。
これは、この激烈な爆発は、超新星の中でも稀なコア崩壊型超新星だと考えられているが、このような星は、大質量星で、非常に短命である。
したがって、たくさんの星が生まれている、銀河の腕の中等にあることが多い。
なぜなら、超新星になる巨大な恒星は短命なため、生まれたばかりの恒星群からあまり遠くへ移動する時間がない。
このAT2023fhn、画面中央の大きな銀河から、50,000光年、斜め左上にある、小さな2つの銀河から、15,000光年離れた位置にある。
要するに、星が生まれている場所から、遠く離れたところにあるのです。
普通に考えたらありえない。だから、珍しい現象だということになる。
これについては、2つの中性子星が衝突したのではないか、あるいはブラックホールに星が引き寄せられたのではないか、などという仮説がある。
しかし、本当のことは、分かっていない。
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